北辰テストの返却前に

北辰テスト前に生徒に話してることがあります。

テスト前だけではなく、

テスト後の行動で大きく、差がつくもの

という話です。

今まで何百人の卒業生たちを見てきて、

最終的に結果を残していったのは、

言うまでもなく、テスト後にきちんと復習や見直しをしていた生徒たちでした。

もちろん、せっかくですから、テスト後に羽目を外すというのもありかもしれません。

たまには、息抜きも必要かもしれません。

また、結果が出ずに落ち込んで、とりあえず寝る!という作戦もありかもしれませんね。

(こちらはオススメはしておりませんが・・・)

落ち込んだ気持ちをなるべく引きづらないようにできるかもしれないからです。

しかし、いずれも現実から目を背けているだけだとしたら、

次のテストにつながらないのは明白です。

一部の生徒の中には、テスト後に向き合いたくない問題と向き合い、気持ちを切り替えてテスト問題の解き直しをしている生徒がいます。

行動が結果につながる、ということを知っている生徒たちです。

「やばい、やばい!どうしよう?」

と口に出してても、結局何も行動に移さないと、何も変わりません。

「あぁ~社会できなかったから、私立にしようかなぁ」

ではなく、

「社会ができなかったから、教科書を開いてとりあえずテストに出たところを読んでみよう!」

とか

「解説を見ながら、ノートまとめをしてみよう!」

とか、そういった後者のような前向きな行動が、次のテストの結果につながります。


つまり、行動が結果の分かれ道になるということです。


今までも、思うように結果を出せずに、人目をはばからず涙を流した卒業生たちがいました。

それでも、彼らは問題に取り組んでいきました。


途中で、気持ちが落ち込むことはありましたが、なんとか乗り越えていきました。


ある卒業生は、テスト後に欠かさず解き直しをやりました。

間違えた問題をもう一度、解き直すというものですが、自分の間違えを認め、解き直すのは大変な作業だったと思います。

その解き直しノートは、卒業までに数冊になっていました。

そういった卒業生たちは、成績も伸びていき、見事、志望校に合格していきました。

今の結果は、

過去の自分の行動の結果にすぎません。

今の行動は未来の結果となります。

つまり、

結果を変えたかったから行動を変えていけば良いということです。

成績が上がっていった卒業生たちは、行動を変えて成績を伸ばしていきました。

テスト後に、ストレス発散だといって遊んだり、寝たりするという選択肢もあっていいのかもしれませんが、もうひとつの選択肢があります。


それが、テスト後にもう一回、テスト問題に向き合ってみる、という選択肢です。

簡単なことではないかもしれませんが、簡単なことではないからこそ、ほとんどの人がやれません。

そこで、テスト直しをやる人とやらない人の差ができます。

成績がなかなか上がらずに悩んでいる人がいましたら、

まずはテスト後にテスト直しをやってみてください。

やって良かったと思える日が必ずきます!

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)