【羽沢】10月・12月の進路希望調査とその注意点

10月1日時点の進路希望調査や12月にも発表される進路希望調査位について

先に結論を言います

これで志望校を変えるのは絶対にやめてください

その理由を簡単に説明します。

希望調査であって、ほぼ人気調査みたいなものだからです。

これは希望調査です。

例えば、このあたりの人気高校である川越南高校や市立川越高校など、「いきたい」と思っている人が多い学校です。

進路希望調査の段階では、

絶対ここを受けたい!という人だけではなく、ここを目指して頑張っています!という人や、ここに行けたらいいなぁ、という人、さらに言えば、無理だとは思うけど他に行きたい学校がないから一旦書いてる、という人も含まれています。

すると、人気高校はめちゃくちゃ倍率が高くなります。

逆にそれ以外の学校は倍率がめっちゃ低くなります。

これを見て、「うわぁ倍率高いから無理だ」とか「え、ここ倍率低いからチャンス?」と思っては行けません。

はっきり言って、この数字は人気調査みたいなものに過ぎないと思ってください。

確かに昨年比等は出ていますし、確率論的に言えば、昨年同時期と比べて倍率が高い”可能性は高い”ことは事実です。

ただ、これすらも可能性に過ぎないので、実倍率が出てみないことには、戦略が立てられないんです。

ちょっと難しい例になりますが、「明日の雨が降る可能性は90%です。でもその数字が変わる可能性が高いです。」っていう情報って当てになりますか?これ90%という数字を見たら雨降るのかなと思っちゃいますが、その後変わる可能性高い?じゃあ90%じゃないないじゃん?というかその予測意味ないじゃん?ってことなんです。(あんまりわかりやすい例じゃないかもしれませんね笑)

とにかく、この数字は実倍率を予想できるものではないので、高い低い、というのが実数でも昨年比であっても、そもそも何かを決定する判断材料にはならない、ということです。

色々考える必要はある。けれども志望校は変えてはいけない。

もちろん、進路決定をしていく上ではさまざまな判断材料があります。

志望校の偏差値

自分の今の偏差値

自分の内申点

これらは現在わかっているもの、

でもまだわからないものは

これからの偏差値

これからの実際の過去問での点数と内申での合否判定

実倍率

などなど。

しかも、志望校によって大幅な勉強方針の変更する必要がある人はほぼいません。特に、公立高校内での志望校による対策の差はほとんどのケースで多くはありません。

ということは、やるべきことは、こういう数字で志望校を変えることではなく

志望校に向けてより一層勉強すること

そして、最悪のケースを想定して、いくつかプランを用意しておくこと

これだけです。

志望校を変えたとて、勉強はしなければいけないのに、志望校を下げることによって何か勉強の手を緩めてもいいような雰囲気になってしまうのが最悪です。みんなが頑張っているのに自分が手をぬけば偏差値はあっという間に下がりますから。

エイメイでは入試リハーサルも実施しますし、これからの北辰や入試までまだ時間があります。

ここで弱気になって手を緩めるとズルズルと偏差値が下がり、変えた志望校にすらいけないこともありえますから、大切なものを見失わずに行きましょう。

入試リハーサルというものに関しては以下から

相談は大歓迎!

とはいえ、不安になる気持ちもわかりますから、何かあれば気軽に相談してくださいね!

いつでもその生徒の状況になって、色々とアドバイスはさせていただきます!

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