
教科と目標点数
目標点数を毎回書いてもらっているがとっても大事なことだ。
走るという行為も、
50mという長さでも3000mという長さでもいいのだけれど、そこにタイム計測がが入るからこそ本気になって走れる。
勉強も、目標があるからこそ、解けないものを解けるようにする努力をしようという気持ちになる。
改善意識
テスト返却の時には、「もっと〜〜しておけばよかった」というふうに思う
でも、それは1週間も経てば忘れていってしまうもの。
継続しなければ結果は変わらない。それを意識するための大事な時間を毎回確保する
理解度
先生たちは、みんなの理解度を考えながら授業をしている。
でも、先生たちが思う理解度とみんなが感じる理解度には差があることがある。
そんな中、「先生、今回の全然わかりませんでした」とは言いにくい。
すると、言えないままわからないが積み重なっていってしまう。
せっかく塾に通うなら、わからないところは一つでも多くわかるに変えていってほしい。
そういう意味で、わかる・わからないを感覚的にでも書けるようにしている。
学んだこと
学習効果を高める取り組みというのは、たくさんの研究が行われている。
そのうちの大きな効果を出す一つとして「アクティブリコール」というものがある。
これは、学習の終わりにどんなことをやったのか思い出す、というもの。
これ、すっごく簡単にできるのに、みんなやらない。
その時に理解しても、覚えても、忘れていくのが人間だ。
忘れかけの最初はその日の終わり。そこでしっかり復習することが、かなり効果的だ
質問したいこと
質問も、生徒たちの立場に立つと実はしにくかったりする。
個別指導なんだからいつでも聞ける、と思いきや、子どもたちは
タイミング、聞き方、そういうものが意外とわからなくて聞きたいけど聞けないままになりがち
だからこそ、この欄で気軽に「ここのやり方がわからなかった」などと書けるようにしている。
最近会ったことなど
これは勉強には関係ないと思うかもしれないが、実は大きな意味がある。
先生と生徒は人間同士ということだ。
生徒たちは、当然だけれど、親しみがある先生の方が、教えてもらってて嬉しいし、質問だって、悩み相談だってしやすい。
塾以前に、人と人である以上、コミュニケーションで互いを知っていくことは大事なことだ。
だからこそ、一見勉強に関係ないようなことでも書いてもらってそこから信頼関係を築いていくことが、巡り巡って勉強にも有効ということだ。
まとめ
エイメイ学院/明成個別は35年以上、目の前の生徒たちの努力を点数に繋げていくべく、さまざまな取り組みをしてきた。
こういう授業記録ノートも、そのうちの一つ。
成績が上がるように、塾を活用してもらえるように、生徒たちにとってできないができるに変わる場になるように、日々進化を重ねている。
今日も明日も、1人の生徒の1点を上げるために全力で頑張っていく、それがEIMEIだ。
