大井東中3年生数学
1学期中間テストの分析を作りました!
今後の定期テスト勉強に活用してください!

【総評】
- 中3の計算力と思考力をバランスよく問う構成。
- 基礎計算(式の展開・因数分解)から、確率・データ(箱ひげ図)の2年生の復習が出題。
- 計算問題だけでなく、説明しなさいという問題が2問出題されているように考える力・表現する力が求められる。
【出題分野別分析】
■ 大問1. 計算問題(2点×10問)
- 内容:文字式、正負の数の四則、方程式、連立方程式、比例関係の式、確率など復習問題
- ポイント:
- 中1〜中2の総復習+中3の基礎問題
- 計算力が得点源。確実に満点を取りたい。
■ 大問2~4. 確率(2点×7問)
- 内容:コイン、サイコロ、玉を取り出すなど基本的な確率
- ポイント:
- 樹形図や表をしっかりと書いて考えることがカギ
■大問5,6. 式の展開・因数分解(2点×17問)
- 内容:式の展開、乗法公式の活用、因数分解、置き換えの因数分解
- ポイント:
- 式の計算力とミスの少なさが明暗を分ける
- 難問ではないが、慣れていないと時間ロス
■大問7. 式の展開・因数分解の応用(2点×5問)
- 内容:
- いろいろな式の展開
- 因数分解の応用
- ポイント:
- 計算力の正確さがより求められる。
- 因数分解は初見だと難しい。事前に同じようなパターンを解いているかがカギ
■ 大問8,9. 誤答を正しく説明する(3点×2問)
- 内容:
- 解き方や途中式の記述、解法理由を言葉で表現する力
- ポイント:
- 正しい式が出せても、記述表現や根拠説明が弱いと減点
- 「なぜそうなるか?」を意識して練習を
■ 大問10,11. 図形・確率の融合問題(2~3点×4問)
- 内容:
- 図形上の線の組合せ(選び方)、鋭角三角形になる条件
- 多面体やカードの並べ方などの場合の数
- ポイント:
- 図形のイメージが必要
- 条件が成り立つ場合の数を実際に図を書いて考える
■ 7. データの分析の説明(3点)
- 内容:
- 箱ひげ図を見て、「どのクラスが最も成績が良いか」を判断+理由説明
- ポイント:
- 最頻値・中央値・四分位範囲を図から読み取れるかが重要
- 説明では具体的な数値や差を理由にできると◎
【難易度】
- ★★★★☆(やや難)
- 一部に文章量が多く、処理能力が求められる問題あり
- 練習量が得点に直結する問題も多いが、応用・記述が点差を生む
【今後の対策ポイント】
- 計算問題を落とさない反復演習
- 復習の内容は確実に得点する。
- 確率・組合せ問題の網羅的な書き出し練習
- サイコロ・硬貨・袋問題は「樹形図や表」を書けるように。
- 記述問題対策
- 計算式だけでなく、「なぜそうなるか」を言語化する力を育てる。
- 箱ひげ図・統計の読み取り練習
- 中学内容では新出の分野なので、数値の意味を正しく言葉で説明する練習が必要
