#シマのブログ 2025/2/27
Shima Shima English!
受験生たち、よく頑張ってきてくれました✨
早速シマも、
令和7年度 学力検査問題 英語 を解きました✒️
その所感を、まとめました💡
大問1
リスニングの問題は、去年と同じ形式でした!
No.2 は、情報の整理整頓がカギで
緊張している受験生には難しかったかもしれません。
Nickなのか、お母さんなのか。
起きる時間なのか、出発する時間なのか。
No.6は、比較的易しいレベルでしたね。
順当に答えが放送されたので、
ここは得点源にしたいところ。
No.7は、難化か。
いや、文法的にもきちんと検討できる子であれば
そこまでではないが、
単に、聞いたものを書き取ろうとした受験生には、
難しかっただろう。
(1)は、Answerにそのまま当てはまる
直接的なセリフは無いが、
おじいちゃんに誕生日プレゼントとして
貰ったことはわかるだろう。
おじいちゃんを訪ねた
last weekend が答えに入れられるか。
on her birthday は不正解。
確かに誕生日プレゼントは貰ったが、
それを誕生日当日に貰ったかどうかは
定かではないからだ。
大問2
「アニメフェスティバルのポスター」の問題。
例年と問題傾向は変わらず、受験生たちには漏れなく得点源にしたい大問。
問1 B ふだんchildrenを書き慣れていて油断していると、間違えてしまうかもしれない。
意外とchild「子ども」という単数形はあまり書くことが少ない。
あくまでchildの複数形がchildren というのをおさえよう。
問1 C 外してしまうとしたらここ。
「〜も」というフレーズでalsoを導くことができるか。
長文読解においてもalsoは2個目の合図として、
必ずマークをつけよう。
問3 書きやすい2文英作文でした。
ただ、2文目の条件「見た人が参加したくなるような」というのに注意をして書けば、
なんなく乗り越えられただろう。
大問3
「黒人女性として初めて宇宙へ行ったメイ・ジェミソン」
医者として従事した後に、NASAへ加わり、
約8日間の宇宙実験を行った。
肌の色や出身で、
宇宙飛行士へのなりやすさが左右されるわけでは決してないのに、
世間体や社会通念によって、
その”なりやすさ”が変わってしまう。
当時としては、そのイメージがより強かっただろうに、
アフリカ系アメリカ人として、
宇宙ミッションを成し遂げた。
問1 take part in~「参加する」というドキッとする表現。
ただEIMEI生はあっぷるイディオムズを習得しているため、
解くことができる。
問2 a little と not many の勝負。
この両者の違いは、肯定文のイメージか否定文のイメージがあるか、だ。
a little → 「少し 〜 (ある)」→ 肯定文のイメージ
not many → 「あまり多く 〜 (ない)」→ 否定文のイメージ
問5 選択肢が時系列順に並んでいないところが厄介。
そして、正解の選択肢イでは、
数字がカギを握っている。
本文に書いてある数字で答えてしまうと間違えてしまう。
きちっと人数を数えて、落ち着いて解答できるかがポイント。
大問4
「進化する公共交通機関」
LRT(ライトレール)や自動運転バス、
リニア中央新幹線など、
発展しているテクノロジーを
交通機関に導入することで、
バリアフリーや騒音問題、
労働力不足といった諸問題を解決し、
より私達の生活を快適にさせてくれている。
もちろん、そこには費用や安全性の問題など、
課題も残っている。
問3 このタイトな時間内で、
このデータ処理を冷静に行えるかがカギ。
for three years until 2018 の処理や、
two years before the LRT began operation が
いつなのか特定する工程など、
非常にやることが多く厄介な問題でした。
問4 間接疑問文に気づけるかどうか。
間接疑問文以降の中3の英文法は、
並び替え問題などで入試頻出なので、
しっかり訓練をしておこう。
問6 空欄Aの5行後のChiakiの返しのセリフで、
空欄Aでどんなふうに質問したのかがわかる。
前後の文脈だけだと判断しづらい問題だった。
大問5
「図書館には漫画を置くべきか」
漫画は読書に入るのか否か。
昨今、子どもたちの本離れがささやかれている中、
改めて図書館や読書のあり方を問う。
たしかに、YouTubeやTikToKなどの、
動画アプリの普及によって、
子どもたちの読解力の低下が叫ばれている。
そう考えると、
親世代は、読書とまではいかなくても、
身近に「漫画」というものはたしかに存在していて、
慣れ親しんだ方も多いのではないだろうか。
イラスト付きで、場面の情景が想像しやすい分、
通常の図書よりもとっつきやすい。
今となっては、漫画であったとしても、
子どもたちが本に親しむような工夫が必要なのかもしれない。
問2 時系列で解くと、
最初に「世界のことわざ」、次に「日本のことわざ」と本を読んでいくので、
最初の地点で選択肢イを切ってしまうと、
正解にたどり着かない。
問3 「図書館に漫画本はあるべきか」という3文英作文。
主張→理由→具体例 と流れのある英作文が書きやすいテーマ。
英作文のしおりをしっかりマスターしてくれれば、怖くない。
まとめ
以上、
令和7年度 学力検査問題 英語の所感でした!
問題を眺めていると、
随所に難しいフレーズやイディオムが登場していて、
文法の知識はもちろん、
そういった語彙の知識も求められるようになりました。
ただ、EIMEIでしっかり学習している受験生は、
シマが作ったあっぷるイディオムズや英作文のしおりを
やり遂げているはず。
その中からの知識や語彙がたくさん使用されている。
つまり、入試を突破する鍵は、
「当たり前のことをしっかりやり遂げる」こと。
基礎基本で手を抜くと、
こうして痛い目を見る。
基礎基本=簡単 では決してない。
だからこそ、そこにしっかり注力すれば、
入試を突破するための十分な力を身につけることができるんだ。
次の受験生たちにも、
こういったメッセージを発信していきます。
