「理解してから理解される」親子の距離がぐっと近づく魔法の順番

理解してから理解される

「親の気持ち子知らず、子の気持ち親知らず」

そんな言葉がぴったり当てはまる場面、ありますよね

保護者様と面談をしてお話を伺う機会もありますし、日々、生徒たちと接していて感じることもあります

お互いに分かり合えないまま時間だけが過ぎていくと、どうしても摩擦やギクシャクした空気が生まれてしまうことがあります

以前、嵐が大好きな女の子がいました

話を聞くと「お母さんとライブに行ったことがある!」と嬉しそうに話してくれました

後日お母さんに聞くと、「実は私、嵐のファンじゃないんです。でも娘が好きだったからアルバムを借りて聴いて、メンバーも覚えて、一緒にライブを楽しんだんですよ」と教えてくれました

ライブのあとは感想を語り合い、以前よりずっと仲が良くなったそうです

娘を理解しようとする姿勢が、関係を変えたのだと思いました

男の子を持つお母さんも大変ですよね

「え、なんでそんなことしてるの!?」の連続だと思います(笑) 

うちの奥さんも、息子がカブトムシの幼虫を育てているのを見て「なんでこれが楽しいの?」と首をかしげています(笑)

でも、ポケモンの図鑑を一緒に見たり、アニメを観たりして、息子の好きを理解しようとしています

そうやって、関心を持とうとすることが、距離を近づける第一歩なのかもしれません

「理解してから理解される」

これは、子育てにも、教育にも通じる言葉だなと感じます

僕自身も、生徒たちがどんなことに興味を持っているのかを知るようにしています

最近では「ラブブ」や「ぬい活」、「人気のYouTuber」や「竹内涼真主演の話題ドラマ」の話題も(笑)

生徒が自分の好きを話してくれるとき、表情がパッと明るくなるんですね

その瞬間に、「ああ、この順番なんだな」と実感します

そのあとに勉強のアドバイスや進路のアドバイスをするとスッと素直に聞いてくれたりします

まず、相手を理解しようとすること

それが、信頼や絆を育てる出発点になるのだと思います

恐縮ですが、

もし、子育てや日々の関わりのヒントになれば幸いです🙇‍♂️

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)

こんにちは!エイメイ学院トナリエふじみ野校舎、塾長の飯塚です!
気がつけば、塾の先生として働いて20年間。今までに約1000人以上の生徒を担当してきました!浦和、浦和一女、大宮、慶応志木や早稲田本庄などの最難関校から神山まるごと高専などの指導実績があります。また、通信制のサポート校として不登校の生徒の指導や保護者様向けの講演会も行っています!私生活では三児の父親として子育ても奮闘中です!