1対1・1対2の個別指導は、本当に成績を上げられるのか?

「個別指導=成績が上がる」

多くの人が、そう信じているのではないでしょうか?

確かに、1対1や1対2の個別指導には良さがありますね

その一方で、僕はずっと心のどこかで、こんな疑問を抱いてきました

「これは、本当の意味で成績を上げる指導なのだろうか?」

大手個別指導塾での4年間で感じた違和感

僕自身、大手個別指導塾で4年間勤務し、4年目には教室長補佐も経験しました

全国に1500教室以上ある個別指導の中では大手でした

その中で、多くの生徒を見てきましたし、もちろん成果が出た生徒もいます

ただ、正直に言うと…

成績が根本的に伸びた生徒は、決して多くなかったというのが実感

一時的に点数が上がることはありました

でも、次の定期テストでは下がり、

高校に進学してからは成績が下がり続けてしまう生徒が多かった

その原因は何だったのでしょうか?

今なら、はっきりと言えます

「丁寧すぎる指導」が生む落とし穴

1対1の個別指導では、先生は常にすぐ隣にいます

生徒が少しでもつまずくと、こう聞いてきます

「これ、どうやるの?」

そして先生は、こう思うわけです

聞かれた以上、答えるのが自分の役割だと

当たり前ですよね、そのためにいるので

「それはね…」

そうして、手取り足取り、丁寧に教える

すると生徒は言います

「わかった!」

でも

その「わかった」は、本当に「できる」につながっていたでしょうか?

実際は、つながっていなかった

僕はそれを、4年間で何度も目の当たりにしました

考えさせる前に、答えを渡してしまっていた

つまり、考えるということを奪ってしまっていた

本来、やるべきだったことは何だったのでしょうか?

質問されてもすぐに答えを言うのではなく

・問題文の大事なところに線を引いたか?

・与えられた条件を図や表に整理したか?

・どこまでは分かっていて、どこからが分からないのか?

こうした「考えるためのヒント」を出すべきだった

でも当時は生徒に聞かれてすぐ答えを言って、感謝をされて喜んでいた

それが正しい指導だと、信じて疑わなかったのです

たとえると

魚を釣る方法ではなく、魚を与えていた

今振り返ると、あの指導はこういう状態でした

魚釣りに行って、

「釣り方」を教えるのではなく、

魚を取ってあげていただけ

だから、生徒はその場では満足します

でも、いざ一人で釣ろうとすると、

・餌の付け方が分からない

・竿をどう入れたらいいか分からない

当然、釣れませんよね

テストや入試は、まさに「一人で釣る場面」

そこで力を発揮できなかったのは、当然の結果でした

その大反省から生まれた「明成式学習法」

この経験を踏まえ、改善に改善を重ねて生まれたのが

今の「明成式学習法」です💡

大手個別指導塾を辞めて、EIMEIに先生として戻り、成績を伸ばしていく生徒たちをずっと見てきて、こう考え方を変えました

生徒自身が自ら目標を立てる

目標に向かって学習することの大切さを理解する

分からないところは、すぐに聞かない まずはじっくり考える

解説を読み込む なぜ間違えたのかをノートに書く

それを持って、先生に「説明しに行く」

先生は教える側ではなく、生徒役

問いかけを通して、理解度を確認する

非常識かもしれない。でも、成績は伸びる

このやり方は、一般的には「非常識」かもしれません

なぜなら、

「先生とは、教える立場」

というのが世の中の常識だからです

でも、EIMEIはその常識を疑いました

本当に生徒のためになる教育とは何か?

成績が伸び続ける力とは何か?

その答えが、

「自ら学び、自ら伸びる」

自学自伸

だったのです

今が完成形だとは思っていない

もちろん、今の指導法が完成形だとは思っていません

もっと良い方法が、きっとまだある

だからこそ、

これからもEIMEIは考え続けます

生徒のために

本当に力がつく教育のために

1対1や1対2の個別指導は、やり方次第で武器にもなります

しかし、「丁寧に教えること」と「成績が伸びること」は、

必ずしもイコールではない

この事実を、これからも伝え続けていきたいと思います

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)

こんにちは!エイメイ学院トナリエふじみ野校舎、塾長の飯塚です!
気がつけば、塾の先生として働いて20年間。今までに約1000人以上の生徒を担当してきました!浦和、浦和一女、大宮、慶応志木や早稲田本庄などの最難関校から神山まるごと高専などの指導実績があります。また、通信制のサポート校として不登校の生徒の指導や保護者様向けの講演会も行っています!私生活では三児の父親として子育ても奮闘中です!