花の木中3年生数学
1学期中間テストの分析を作りました!
今後の定期テスト勉強に活用してください!

【総評】
- 中3の内容のテスト範囲少なく、式の計算のみ出題。
- 基礎的な問題が大半で、**「正確に速く計算する力」+「パターンに慣れているか」**が問われる内容。
- 中2までの学習内容の復習も多くで、忘れていると得点に差が出やすい構成。
【各大問ごとの分析】
■ 大問1:式の計算・方程式・連立方程式などの復習(2点×10問)
- 【内容】
- 式の整理(加減)
- 方程式、連立方程式
- 比例、一次関数の式の決定
- おうぎ形の面積
- 円錐の体積
- 度数分布の四分位範囲
- サイコロの確率
- 【ポイント】
- 変形や代入のテクニックに慣れているかどうかが明暗を分ける。
- 連立方程式は加減法で解くタイプ。
- 関数の式(傾き・切片)は代入による連立解法が使えるかが重要。
- おうぎ形・円錐の体積はπを含む式での計算に慣れておくことが必要。
- 四分位範囲は「中央値」「第1・第3四分位数」の理解が必要。
- 出題の傾向が中2のデータの活用や確率と重なるため、復習しておきたい。
- 今回は事前に出題されると告知されていた問題集からそのまま出題されているため、完璧に仕上げておくべき内容。
■ 大問2:分配法則・式の展開(3点×6問)
- 【内容】
- 3年生の単元内の分配法則
- 式の展開(2項×2項、2項×3項)
- 【ポイント】
- 分数の扱いに注意。符号や項の分配ミスが起きやすい。
- 分配法則と計算整理がきちんとできているかを試される。
■ 大問3:分配法則と乗法公式の活用(4点×2問)
- 【内容】
- 分配法則と展開(2項×2項)
- 【ポイント】
- 分数の扱いに注意。符号や項の分配ミスが起きやすい。
- 分配法則と計算整理がきちんとできているかを試される。
■ 大問4:乗法公式の計算(3点×6問)
- 【内容】
- 乗法公式(和と積の形、平方の展開)
- 【ポイント】
- 典型的な公式パターンが多数出題。
- (a±b)², (a±b)(a∓b), 展開→整理パターンなどの標準形式。
■ 大問5:乗法公式の計算(4点×4問)
- 【内容】
- 式の展開・乗法公式の応用型の展開
- 【ポイント】
- 難易度やや高め。ミスが起きやすい構成。
- 解き方を暗記ではなく、「分配・整理」の流れで対応できるかが鍵。
■ 大問6:複雑な式の展開(4点×5問)
- 【内容】
- 複雑な式の展開
- 【ポイント】
- 問題文が長く、整理しながら丁寧に展開・結合法則を扱う力が問われる。
- 最終問題((x+3y−1)²など)は、文字に置き換えてから式の展開を使うなどの応用力が明暗を分ける。
【全体の難易度】
- ★★☆☆☆(基本的な問題多数)
- 60点台:基礎力があるが、計算スピードや整理が弱い層
- 80点以上:基本公式と計算力に加え、「展開→整理」まで確実にできる力がある
- 満点近く:関数・図形・応用の式問題を含めて、全体にミスがほとんどない
【今後の対策】
- 公式の暗記だけでなく「なぜそうなるか」の理解をセットで
- 因数分解・展開・式の整理の流れを図式化して整理。
- 資料・確率・図形問題も「復習」必須
- 覚える内容が多くないぶん、パターン練習と正確な計算処理が重要。
- 解き直しノート・ミス分析を!
- 間違えた問題の「ミスの原因(符号、分配、文字の扱いなど)」を分類して対策を。
