いよいよ来週から期末テストが目前に迫ってきました。
この時期になると
「もう間に合わないかも…」
と不安になる生徒も多いのですが、
実はテスト直前の勉強こそが最も成績に直結する時間だといわれています。
人間の脳は、「適度な緊張」や「差し迫った目標」があるときに、
記憶の定着率が高まることが、心理学の研究でも明らかになっています。
つまり、「ヤバい!やらなきゃ!」
と思っている今この瞬間こそ、
集中力や吸収力が自然と高まっているのです。
では、どのようにラストスパートをかければよいのでしょうか?
ポイントは3つあります。
①「できない問題」を優先して取り組むこと。
できる問題の解き直しに時間をかけてしまうと、
「勉強した気分」になるだけで得点アップにはつながりません。
間違えた問題を解き直すことで、得点源が増えていきます。
②「時間を区切って」勉強すること。
ダラダラと長時間机に向かうよりも、
30分単位で集中し、5分休憩をはさむスタイルのほうが効率的です。
スマホを手元から離すだけでも、集中力が一気に上がります。
③「誰かに教えるつもりで勉強する」こと。
頭の中で説明することで、
自分がどこを理解していないのかが浮き彫りになります。
これは「生成効果」と呼ばれる非常に効果的な学習法です。
期末テストは通知表の評価にも直結する大切なテストです。
ですが、それ以上に、「やればできた!」という成功体験が、次の勉強への自信になります。
残りの数日、できることを精一杯やりきって、結果を勝ち取りましょう!
