8/17〜20にかけて、
長崎県大村市・諫早市にて全国大会が行われました!


帰ってきてからはすぐ仕事、落ち着いて時間が取れなかったのでこのタイミングでのご報告です🙇♂️
関東大会の様子はコチラ!
富士見西は関東3位として全国大会に臨みます。

全国大会は4チームの予選リーグから始まります。
初戦を突破すれば、2日目の決勝トーナメント進出。
もし負けてしまっても、隣の試合の負けチームと敗者復活戦に勝てればこちらも予選突破です。
そこで負けてしまったら敗退となります。
グループ予選
グループ初戦の相手は
東海大会2位で上がってきた静岡県代表IZULU U14バレーボールクラブというクラブチームです。

初めて戦う相手でしたが、事前情報では非常に上手なチームという印象でした。
いざ試合が始まると、開始序盤はとても良い雰囲気で試合運びが出来ていました
相手の攻撃を対応し、逆にこちらの攻撃が機能する
10-6でリードした展開で相手がタイムアウト
そのままの流れで試合を運びたいところ、
そう上手くいかないのが中学生です
じわりじわりと追い上げられ、
2点差まで詰められた状態で一進一退の攻防が続き試合は終盤へ
18-16でリードした場面
2連続得点を与えてしまいついに
18-18で同点に
さらに失点を重ね
18-19で逆転を許す展開に
すかさずタイムアウトを取ったがそれでも流れは変わらず
4連続失点で
18-20に
与えてしまった流れを断ち切れる事は出来ず、そのまま21-25で第1セットを落としてしまいました。
迎えた第2セット
序盤から点の取り合いで10-10
そこから中盤抜け出したのは富士見西でした
15-11で相手がタイムアウト
そこからは一度もリードを許す事なく
25-21で取り返す事に成功
勝負は最終セットに委ねられました
第2セットの勢いのまま
第3セットを戦いたかったところですが
開始序盤にアクシデントに見舞われました
これまでレシーブの要でコートに入っていた2年生が、
ラリー中に味方と交錯
足を捻ってしまいました
プレー続行不可、交代を余儀なくされました
その事に動揺隠せないチームは
そのまま簡単に最終セットを落としてしまいました。
予選リーグ
vsIZULU U14バレーボールクラブ(静岡県)
21-25
25-21
19-25
でlose…
敗者復活戦に回ります。



敗者復活戦
敗者復活戦の相手は長野県の小布施クラブというクラブチームです。

初戦の相手に続き、クラブチームとの試合になります。
小布施クラブとは何度か練習試合をした事もあり、
お互いにどういうチームかわかっている中での試合になります
いざ試合が始まると先に流れを掴んだのはまたしても富士見西でした
試合開始からこちらの攻撃、ブロックが効果的に機能し、
12連続得点もあり、
15-4
このセットは決まったかにも思われました
しかし、初戦同様そこから試合を決めきれない
じわりじわりと相手に追い上げられました
25-19
第1セットこそ取ったものの、最大11点差が最終的に6点差
セット終盤は完全に相手のペースで試合が行われていました
この流れのまま2セット目は怖いな、、、という不安は見事的中
第2セットは逆に相手のペースで試合が進んでいきました
こちらの攻撃が全く機能しなくなり
7-13
1セット目とは真逆の展開に
そこからは追いつくチャンスもこちらの見せ場も全く無いまま試合が進み
19-25
初戦に続きフルセットに突入です
勝負の第3セット
勝ったら明日に繋がり、負ければ引退
大事な1セットです
開始序盤は点の取り合い
シーソーゲームの展開が続きました
そこから抜け出したのは
またしても富士見西です
13-9
でコートチェンジ
そこからさらに相手のミスとサービスエースで
15-9
そのまま攻撃の手を緩めることなく
20-14
またしても勝負は決まったかと思われましたが、、、
相手の攻撃、こちらのミスが立て続けに出てしまい
20-17
さらに相手のサービスエースで
20-18
相手のミスで
21-18
相手のスパイクが決まり
21-19
相手の攻撃をブロックでシャットアウト
22-19
サーブで崩してからのダイレクトで
23-19
サーブミスで失点
23-20
こちらのスパイクが決まり
24-20
マッチポイント
誰も勝ちを確信していたかもしれません
しかし簡単に終わらないのが全国大会なのでしょうか
そこから壮絶な展開に
こちらのスパイクを相手がブロック
24-21
相手のサービスエース
24-22
相手のスパイクが決まり
24-23
さらに相手のスパイクポイント
24-24
こららのスパイクがアウト
24-25
ついに逆転を許す展開に
相手のマッチポイントに
相手の攻撃を必死に凌ぎ、長いラリーを制して
25-25
相手のスパイクが決まり
25-26
そして、、、
相手のサーブをこちらのキャプテンが大きく後ろに弾く
終わった、、、、
と思った時に必死にカバーに入っていた2年生が繋ぎ
相手のミスを誘発
26-26
さらにこちらのブロックポイントで
27-26
再逆転に成功
そいてついに
こちらのスパイクが決まり
28-26
崖っぷちからの起死回生でなんとか勝利を掴み、
翌日のトーナメントに進むことが出来ました
敗者復活戦
vs小布施クラブ(長野県)
25-19
19-25
28-26
2-1でwin



決勝トーナメント
舞台は翌日、決勝トーナメントへ
決勝トーナメントは予選の日に抽選が行われ、その日に対戦相手が決まります
初戦の相手は
北信越1位石川県の光野中に決まりました。
光野中も何度も練習試合をしたことがある相手です
練習試合のたびに話をする機会もあり、
とても素直でいい子たちが多く、
その上バレーがめちゃくちゃ上手い
全国で戦いたくない相手でもありました
練習試合の相性は五分くらい
どっちが勝つかわからない、という戦前の予想でした
いざ試合開始

序盤から流れを掴んだのは
またしても富士見西でした
昨日の2試合連続のフルセットの疲れも抜けきれない中
こちらの攻撃が機能し
10-5
しかし
1つのミスから流れが変わり
11-12
あっという間に逆転を許す展開に
そこから再逆転もあって
20-20で終盤に
ただ中盤相手に渡した流れのまま
一気に走られ
21-25
で第1セットを落としてしまいました
またしても序盤のリードを守りきれず
逆転でセットを落としてしまいました
チームの雰囲気も心配な中始まった第2セット
出だしからシーソーゲームの展開が続きました
5-5
10-10
14-14
そこから抜け出したのは
富士見西でした
19-15
で相手がタイムアウト
相手に追いつかれそうになるも
振り切って24-20
セットポイントに
しかしあと1点が取り切れない
相手にスパイクを決められ
24-21
こちらの攻撃をブロックされ
24-22
さらにはサービスエースを与え
24-23
あと1点が遠いと感じた中
最後は相手がサーブミス
25-23
なんとか2セット目を取り返し
三度フルセットの展開に
最終セット
立ち上がりから流れを掴んだのは
光野でした
序盤から点差をつけられ
2点差
3点差
5点差
相手がノリノリで攻撃を仕掛けてくる中
こちらは防戦一方の展開が続きました
おまけにミスも重なり
最大7点差に
その後はなんとか点差を詰めても万事休す
19-25で
なす術もなく最終セットを落としてしまいました
決勝トーナメント1回戦
vs光野中(石川県)
21-25
25-23
19-25
1-2でlose…
この瞬間、富士見西の敗退が決まりました
今年の全国大会は決勝トーナメント1回戦敗退となってしまいました

全国の舞台で3試合を戦いましたが、
いずれの試合でも
非常に良い展開で試合運びが出来る場面があったこと
しかしそれを継続できず、苦しんだ展開を作ってしまったこと
1つのミスで簡単に流れを与えてしまったこと
どれも共通して言えることだったと思います
練習試合での戦績は一切関係ない
本番は何が起こるかわからない
ましてや中学生が行う競技
1つのミス、1つのプレーで流れが変わるはもちろん
メンタルの維持が非常に重要だという事もわかる3試合でした
バレーボールは一瞬一瞬の状況判断がとても大切です
さらには試合は待ってくれません
目まぐるしく変わる展開にどれだけ自分のメンタルを平常に保てるか
ましてや強気で攻められるかなど
垣間見えた3試合にもなりました
だからこそ楽しい、面白いスポーツだなとも改めて感じました
自分としては不完全燃焼で終わってしまった全国大会
もっと出来たんじゃないか
もっと力を引き出してあげられたんじゃないか
など思うことも多々あります
これは選手たちもきっと思っているかもしれません
これから選抜を迎える子
高校でバレーを続ける子
悔しい気持ちはそれぞれの次のステージでぶつけて欲しいです
関東に続いて全国の舞台でも黄色い大応援
ありがとうございました✨️
長崎には来れなくても配信で応援してくださった方
いつも気にかけて連絡をくれる方
帰ってきてから「全国大会お疲れ様でした!」と直接お声掛け頂いた方
本当にありがとうございます!
思うような結果は残せませんでしたが、
今年も全国の舞台に立つことは出来ました!
来年は広島県で開催される全国大会
3年連続出場できるようにまた頑張ります!
今年も全国の舞台に連れてきてくれた3年生6人
本当にありがとう!

p.s.
長崎の世界三大夜景は
本当に三大夜景でした✨️

そして長崎から帰宅後のキムは
コロナに感染しました
皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけて…

