キムの人生の中で関わってきたこ゚縁を紹介するこちらのシリーズ、早くも第3弾となりました
第1弾はコチラ!
第2弾はコチラ!
先日、教え子の結婚式に参列してきました

エイメイの先生として17年、バレー部のコーチとして18年
こんなに長く子どもたちと関わってきましたが、
教え子の結婚式に招待されたのは今回が初めてです
それもあってなのか、招待されたことがとても嬉しく
その日をすごく楽しみにしていました
招待してくれた新郎は
バレー部の教え子なのですが、
その兄と妹は
エイメイの生徒でもある
なんとも不思議な縁の3兄妹です
式はもちろん素晴らしく、
参加できたことがとても嬉しく、
新郎の同期メンバーとも久しぶりに会うこともでき、
すごくいい1日を過ごすことが出来ました
彼らとの会話で出てくる話題は
やっぱり当時の思い出ばかり
あの時はこうだった、ああだった
誰のせいで監督怒られた。などなど
その渦中にいた時は辛く苦しかった出来事も
今となっては笑い話になるほど良い思い出です
そんな彼らとの思い出のエピソードを1つだけ紹介させて下さい
遡ること11年前
新郎は当時チームのキャプテンでした
自分で言うのもなんですが、
その時のチームは本当に強く
県内は敵無し、
関東でも東京の2チームを除けばほぼ負けることはない
というくらいの仕上がりでした
県大会も難なく優勝し、
関東大会の組み合わせが決まる8月1日
忘れもしない出来事が起こりました
チームの中心であるセッターの選手が
練習試合中に負傷
右手を骨折
1週間後に迫る関東大会の試合に出場が出来ない状態になってしまいました
そして神様のイタズラか
関東大会の対戦相手は先に述べた東京のチームに決定
練習試合でセッターがいる状態で
勝つことが少なかったにも関わらず、
そのセッターが試合に出れない
監督も、
キムも、
誰しもが全国大会出場を諦めかけていたとき、
キャプテンがチームにかけた一言
「勝てばいいんでしょ」
そのたった一言が
下を向きかけたチームを救ってくれました
試合までの1週間
チームは前を向き、勝利を信じて進み始めました
急遽試合に出ることになった下級生のセッター
先輩に怒られることもありながら
打ちやすいようにと丁寧にトスを上げ続けてくれました
迎えた関東大会当日
セットカウント
2-0
東京のチームに見事勝利することが出来ました
もう奇跡としか言いようがありません
あの時の喜びは今でも鮮明に覚えています
その後、チームは勝ち上がり
関東大会準優勝
全国大会第3位
という結果を収めることが出来ました
これもすべて、
あの時チームに再び力を与えてくれた
キャプテンのおかげだと思っています
見た目も中身もイケメンなキャプテン
これからは家庭の大黒柱として、奥さんとお子さんを
しっかりと支えてあげて下さい
末永くお幸せに!


当時の新郎(5番)、3番は右手を負傷したセッター
ちなみに全国大会の3日目
ベスト4をかけた試合の日
この子達と一緒にキムも監督に怒られました笑
朝、のんびり準備するこの子たち
出発時間ギリギリでバスに乗ると
「全員降りて走ってこい!!!」
と。
「キムも降りろ!!!」
と。
今となってはこれもいい思い出です。笑


