小学生の「やらせる自主学習」の危うさ

先日、公園で小学生たちが「自主学習」をしているのを見かけました

公園のベンチでただ漢字をノートに書き殴っていました

自主学習って今はどこの小学校でもやっているんですかね

ただ、小学生たちの様子を見ていて、自主学習の本来の目的を見失ってしまっているのでは?と思う節もあります

「とりあえず漢字を3行書いた」

「教科書を写した」

——これでは やった という事実だけが残り、学びが伴っていないことも多そうで

本来の自主学習とは、「自ら課題を見つけ、解決しようとする学び」のことかなと思っています

大切なのが、「やってみようかな!」と思えることが、必ずしも 楽 である必要はない、ということ

むしろ、少し難しさを感じることにこそ成長していく芽がありそうですね

「なぜこうなるんだろう?」

「もっと深く知りたい」

そんな疑問や好奇心から始まる自主学習は、たとえ時間がかかっても、子どもの力になると思います

大人が すぐにできること 楽に見えること ばかりを良しとしてしまうと、子どもの本当の学びの芽を摘んでしまうことにもなりかねません

「やらせる」のではなく、「自ら取り組みたい」と思える課題を、時には背伸びして挑戦する——そんな環境と声かけを、大人がつくっていきたいと思いました

じゃあ、何をやったらいいの?というご家庭がありましたらぜひご相談ください

その子に合わせた自主学習を一緒に考えさせていただきます

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)

こんにちは!エイメイ学院トナリエふじみ野校舎、塾長の飯塚です!
気がつけば、塾の先生として働いて20年間。今までに約1000人以上の生徒を担当してきました!浦和、浦和一女、大宮、慶応志木や早稲田本庄などの最難関校から神山まるごと高専などの指導実績があります。また、通信制のサポート校として不登校の生徒の指導や保護者様向けの講演会も行っています!私生活では三児の父親として子育ても奮闘中です!