「塾の価値」とはどこにあるのか?

こんにちは!飯塚です!

「手取り足取り教えることで成績は上がる」──一般的には懇切丁寧な指導はすごく良さそうです

何でもかんでも教えてくれる先生

質問されたらその瞬間に解き方や答えをわかりやすく伝えてくれる先生

子どもたちにとって、やさしいし楽なので人気も出そうです

ただ、誤解を恐れずに言うと

逆では?

と塾の先生として20年働いてきた経験から思いました

色々なところで言われていますが、いわゆる受け身の学習では、学力も伸びきらない

何でもやってくれる先生

何でも教えてくれる先生

その先生がいなかったら?

小学生までなら、やさしく丁寧に教えてくれる先生でも良いのかもしれませんが、中学生になった時にはそうはいかないのかなと思います

なぜかというと受け身の勉強だと、テスト本番などで必要な「自分の力で考える力」が身につかないからです

また、1000人ほどの卒業生を送り出してきた経験のなかで、高校受験でも、その先の高校での勉強にもついていけなくなってしまう生徒たちを見てきたからです

そのためエイメイでは、定期テスト前になると講義形式の授業を少し減らしてでも、

生徒が自分で考え、自分で進める「自学自伸」の時間を意図的に取っています

もちろん、「自学」とは何なのか?を伝えます

自習ではなく、「自学」

・目標が明確

・やることが明確

・間違えた後にきちんと解説を読む

・緊張感のある教室

・どうしてもわからない時は質問ができる環境

(毎回の授業記録ノートに質問できる欄もあるので、全体で質問するのが苦手でも質問できるような仕組みがあります)

・先生の目、チェックがある

生徒たちには、授業が練習試合、正しい勉強のやり方を身につけるための時間

実際に自分で勉強する「自学」する時間が本番の公式戦でもあるよ、と

そんな風に伝えています

もちろん手が止まってる生徒や必要な時は質問対応もこちらから声をかけます

またまだ知識の定着がなさそうだなと感じる生徒には、個別に講義をしたりしていますが、勉強の主役は先生ではなく、あくまで生徒自身

「一人で出来る!」

勉強と向き合うことができる

そんなふうに思える時間を大切にしています

「一人で出来る!」と思えば、

次の課題も自分から「やってみようかな!」という気持ちにつながります

僕自身、1対2の大手個別指導塾で4年間、講師・教室長補佐として勤務してきましたが、

答えや解き方を待っている生徒、何でも教えすぎる講師の指導では生徒の成績は伸びないと痛感しました💦

(1対2の個別指導の場合、先生も時間を持て余してしまうので、わからないときはすぐに何でも教えちゃおうという意識が強かったです)

手取り足取り教えると、その瞬間では生徒も先生もお互いに満足なのですが、1人で勉強するときに全くできなかったり、テストで点数が取れなかったり、さらに高校進学後に失速してしまう生徒たちをたくさん見てきました…

答えをもらうのを待つ「受け身の姿勢」では、どれだけ時間をかけても成果は出ない

このやり方は良くないなと感じてました

そして、全国にある結果を出してる名だたる個人塾を訪問させてもらったり、逆にエイメイの指導を見てもらったりするなかで、自分の中で固まってきました

エイメイで授業を担当させてもらえるようになってからはこのやり方は変えました

そこから成果が出るようになってきました

エイメイでは、あえて「教えすぎない」指導を

自ら考えて自ら伸びていけるような指導を

そこに塾としての価値があると思っています

全ては、生徒たちの学力を伸ばしていきたいという信念です

実際に、トナリエふじみ野校では開校から9年、川越女子高校の合格率は100%

川越・川越女子高校に2年連続で5名以上を輩出

勝瀬中・大井中・三芳中では学年1位の生徒が生まれ

北辰テスト偏差値が10アップした生徒や定期テストで100点以上伸びた生徒も多数います

北辰テストで埼玉県1位!という快挙の生徒もいます

過去には数学検定で文部科学大臣賞を受賞した生徒もいます

生徒たちの努力で成果を出すことができていますね!

もちろん、今まさに伸び悩んでいる生徒もいます

成果が出るまで全力で支えていきたいと思ってます

夏期講習でも自学自伸の柱を大切に生徒たちのサポートをしていきます💪

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)

こんにちは!エイメイ学院トナリエふじみ野校舎、塾長の飯塚です!
気がつけば、塾の先生として働いて20年間。今までに約1000人以上の生徒を担当してきました!浦和、浦和一女、大宮、慶応志木や早稲田本庄などの最難関校から神山まるごと高専などの指導実績があります。また、通信制のサポート校として不登校の生徒の指導や保護者様向けの講演会も行っています!私生活では三児の父親として子育ても奮闘中です!