【大井東2年生 数学テスト講評】思考力が問われる構成。基礎の定着が勝負を分けた!

こんにちは!飯塚です!

大井東中の2年生の数学のテストを解き、分析と今後の対策をブログにまとめました!

今回のテストは、基礎問題が少なく、思考力が求められる応用問題の割合が多い構成となっていました!

一見すると計算中心の問題でも、分数・小数・文字式・方程式といった単元が混ざっており、最初から混乱してしまった生徒もいたかもしれません💦

「取れるはずの問題を確実に取れるかどうか」で、結果に大きな差がつくテストでした💡 

■ 大問1:基礎計算

中1の正負の数・文字式・方程式の計算から、中2の連立方程式までが幅広く出題されました

特に、文字式の分数計算と方程式が混ざった問題では、計算方法が混同してミスした人もいたようです

「大問1=簡単」とは限らず、基礎計算力がしっかりしていないと得点できない構成でした。日頃からの継続的なトレーニングが鍵です🔑

■ 大問2:小問集合(一次関数・連立方程式の文章題)

一次関数のグラフと式の求め方、および連立方程式の文章題が中心でした

一次関数の問題では、傾き・切片・変化の割合などの用語理解と、式に代入して解く力が問われました

連立方程式の文章題は表や図を使う形式で、やや易しめではありましたが、文章題が苦手な生徒には難しく感じられたでしょう

■ 大問3:連立方程式の応用(文章題)

(1)は文章を読み取りながら文字式を入れる問題

2けた整数の定番問題を想定していた生徒にとって、3けたの整数が登場したことで戸惑った人も多かったと思われます

(2)は「割合」の理解がポイント

定価の30%増しや仕入れの60%が残ったなど、食塩水問題よりも一段階抽象的な設定で、C問題レベルの難しさでした

■ 大問4:一次関数の利用

(1)はグラフを書いてイメージできれば正解に近づけます

しかし(2)・(3)はワークのなどの基礎の定着のうえに、さらに入試問題レベルの演習ができていたか、それが結果に出る問題です

特に(3)の動点問題は、PとQが逆方向に動く設定で、場合分けが必要

混乱した人も多かったようですが、冷静に整理すれば解ける問題でした

全体的に、教科書の例題よりも数段階上の応用レベルです💡

■ 今後の対策

難問が出たからといって、応用だけに目を向けるのは危険です

応用問題は、数多くの「基礎」の組み合わせでできています

まずは教科書の例題やワークのA・B問題を、「見た瞬間に手が動く」レベルまで固めましょう

その上で、

ワークを早めに終わらせ、複合的な問題(ごちゃまぜ問題)に挑戦する

自分のテストを分析し、ミスの傾向を把握する 計算ミスが多い人は見直しを徹底する 文章題が苦手な人は、教科書の例題で基礎パターンを再確認する

など、一人ひとりに合わせた対策を進めましょう✨

わからない部分や不安な点があれば、遠慮なく先生たちに相談してくださいね!

一緒に分析し、次に向けた具体的なアドバイスをしていきます💡

一歩ずつ前進していきましょう!

その努力は必ず次の期末テストで成果に変わります💪

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)

こんにちは!エイメイ学院トナリエふじみ野校舎、塾長の飯塚です!
気がつけば、塾の先生として働いて20年間。今までに約1000人以上の生徒を担当してきました!浦和、浦和一女、大宮、慶応志木や早稲田本庄などの最難関校から神山まるごと高専などの指導実績があります。また、通信制のサポート校として不登校の生徒の指導や保護者様向けの講演会も行っています!私生活では三児の父親として子育ても奮闘中です!