【EIMEI】3年第7回(12月)北辰テスト】国語を解いて

 

 

2025年12月、3年第7回北辰テスト

国語の問題を解いて。

 

問題ごとのポイントをまとめていきます!

※問題の難易度を

 易 ◎ ◯ △ ▽ 難 で示します!

 

大問1、小説

北辰・県立の入試に多い「吹奏楽部」のストーリー。

(部活動は、吹奏楽、野球、陸上が多い印象)

娘の病気から部活を遠ざかっていた顧問。

多くの心労がある中で、

コンクールのために戻ってきてくれた。

そんな顧問のために全員が一丸となり、

最高の演奏を。

やりきった。その思いを胸にみんな涙する。

そして、結果は、、、

 

感動ストーリーで、

涙が出そうになる。

北辰の小説は、いい文章を選ぶと思う。

心情表現も読み取りやすい。

問題の難易度も高くはないので、

時間をかけずに解いていきたい。

 

1.選択問題 ○

心情を問う問題。

本文に書いてある内容をうまく使って問題を作っているため、

引っかからないように注意が必要。

選択肢は細かく区切って吟味する。

基本に忠実に。

 

2.記述問題 ◯

矛盾する心情(考え)を読み取る問題。

問いより、「二つの心情を読み取ること」を念頭に置き、

相反する思いを探す。

ヒントとして、

問題の前後文と、キーワードに「審査員」「結果」があり、

ほぼ抜き出して解答できる問題なので、

部分点ではなく、満点を狙いたい。

 

3.選択問題 ◎

本文に[ がついているときは、

すぐに問題を確認するクセをつける。

この範囲の中で何を探せばいいのかを把握した上で読むことが大事。

心情が、心情表現としてはっきりと書いてあるので、

線を引きながら読み、選択肢と照らし合わせる。

 

4.記述問題 △

心情を読み取る問題。

問題の前後文に「安心する気持ち」というのが出ているので、

それにつながる内容を探す。

また、キーワードの「いたわる」は本文にはないが、

心情表現であるため、いたわりが表現されている部分を探す。

 

5.選択問題 ◯

「内容・表現」を問う問題。

表現の前にまず、前半の事実が正しいかをチェックし、問題なければ表現が正しいかを確認する。

イ、は強調されている部分は選択肢の内容ではないので注意。

 

大問2、語句、文法、会話文

1.漢字 △

難易度はまずまず。

読みでは「峡谷」、書きでは「しゅえい」が難易度高め。

その他は押さえておきたい。

 

2.文法 △

文節の問題。

文節は自立語で区切れているが、

「帰って きた(動詞) とき(形式名詞)」

や、

「入れて(動詞) いた(補助動詞)」

などの区切りに注意が必要。

 

3.文法 ◯

自動詞、他動詞がどういうものか、

覚えているかどうか。

解説に説明あり。

 

4.ことわざ ○

紺屋の白袴の意味を知っているかどうか。

ただ、その他のことわざは比較的易しいので、

消去法でもいける問題。

 

5.会話文問題

(1)四字熟語 ◎

後の文から意味を読み取る。

(2)発言の文脈 ○

文脈を読み取って解答する。

(3)会話の工夫 △

アとウで若干迷いが出そう。

選択肢をきちんと吟味する。

  

大問3、説明文

「本能」の正体。

出てくる言葉がやや専門性があって難しく感じられるが、

内容自体は具体例もわかりやすく、筆者の意見も捉えやすい文章。

「本能」は生存や繁殖に有利に働くものとして存在し、

遺伝子の設計図によって作られるシステムである。

例で出た「嫉妬心」が、種の生存に対して重要な役割を果たしているのだと妙に説得力のある文章だった 笑

  

1.選択問題 △

指示語を活用して、「本能」の「特性」を発見することで選択肢の内容は見つけられる。

ただ、解答が「エ」のため、その選択肢に至るまでに

選択肢の不適切部分を見つけるのがやや難しいので時間をかけたくない。

シンプルに適切なものを見つける方がよい。

 

2.記述問題 △

該当箇所を本文で探す前に、

ヒントを十分に用意すること。

まず、問題より、

深い苦しみや悲しみが

 ①「どのように働くものか」 

 ②「どのように生じるものか」

の二点が聞かれていることを把握する。

これを逃してしまうと点数が半減。

その上でキーワードと、問題の前後文を踏まえて、

本文の

①~が生じることも

②~ように働く

という表現を見つける。

 

3.記述問題 △

Ⅰは、直前の「という」の表現より、

恋愛感情や、嫉妬の「言い換えた表現」を探す。

Ⅱは、問題の前後文より、

恋愛感情 → 一夫一妻の形成

嫉妬 → 一夫一妻の維持

子どもの保護本能 → 何につながるか、を考える。

抜き出し問題にしては難易度高め。

 

4.記述問題  △

最後の段落に、

医学的知見(発熱や下痢)が、

苦しみと悲しみと同じように、と書かれている。

この段落の中から、

少し変化のある前後文と、キーワードを活用して解答をまとめる。

 

5.選択問題 ○

全体から選択肢が正しいかを探す問題。

「カタカナ」「数字」「固有名詞」「レアワード」をキーワードに、

なるべく素早く対象の箇所を探し、

選択肢との照らし合わせを行うこと。

細かい吟味が必要。

 

4.古文

古文は訳のヒントがあるため、先に問題を見ること。

特に、問4には大きなヒントがあるため、それを確認してから本文を読むこと。

それを読んでいるかいないかで、本文の読みやすさが大きく変わるので注意!

 

1.仮名遣い ◎

一つ選べ、絶対に間違えてはいけない。

 

2.選択問題 ◯

主語の問題。

登場人物(動物)にはマークをしておく。

問題に、「何」あるいは「誰」とわざわざ書いてあるところもヒント。

 

3.記述問題 △

「観音様に助けてもらえない」旨は書けると思うが、

模範解答では、

「蛇に食われる」表記があるため、

部分点の減点がありそう。

 

4.会話文問題 ◯

一瞬紛らわしい選択肢があるので、

油断せずに。

 

本文を、解説にある訳と照らし合わせて、

内容の確認をしてみよう。

 

5.作文

グラフの読み取り問題。

基本的な書き方で書ける。

テーマとグラフが同じ内容なのでミスも少なそう。

基本に忠実に、時間を短縮したい。

 

全体の所感

小説と、古文、作文が易しい分、

説明文が難しい印象。

取るべきところでしっかりと得点する力が必要。

大問2の出来具合で、結果が左右されそう。

 

ここからの学習にぜひ活かしてください!

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