
最速!?
2026年度 埼玉県公立高校入試社会を全問解いてみましたので、
各大問、各問題の分析などをしていきます!
☆5つをマックスとし、個人的な難易度もご紹介
大問1
世界地理の問題
大問の構成は例年通りでした!
問13大洋に関する問題☆
特筆事項は無し
問2写真と資料からそこがどこかを記号で答える問題☆☆
ライン川が名前を伏せたまま出されていましたね。『国際河川』をキーワードに解くべし
イギリスの植民地がオーストラリアかブラジルかを理解できているかが問われました
公用語が何なのか、国旗はどうなのか、とっかかりはたくさんありました。
問3サバナ気候に関しての記述☆☆
丁寧に雨温図もつけて、誘導もあるので迷わないかなというところ
問4統計資料の読み取り☆☆☆
ここが鬼門かと思います。
数値の計算が、結構シビアに設定されているので適当に計算しすぎると外す可能性があります。
普段はアバウトに計算して、微妙な差の時は改めて計算し直す癖を付けましょう
大問2
日本地理の問題
個人的に、ここは難しかったように感じます。
問1北陸の冬に関する問題☆
今までは記述でよく聞かれていましたので、一瞬で解けたんじゃないかなと思います。
問2雨温図の問題☆☆☆
例年と比べ、かなりいやらしくなったかなと。
区別がつけやすい問題ばかりでしたが、どこが何の気候なのかをしっかり把握する必要があります。
高山市が中央高地と日本海側の近くにあるのがややこしかったですね
問3中部地方の工業に関する問題☆☆☆☆
地理の一番難しい問題はこれですね。
それぞれの県が何を中心の産業にしているか、立地にも注目して解かないといけません
静岡→東海工業地域 長野→精密機械・電子部品
などなどを把握しておかないと最後の最後、Zが絞り切れません
問4会話文を埋める問題☆☆☆
R:典型的な問題、茶が鹿児島も静岡に負けないくらい有名であることを把握しているかがカギです。
最悪、分からなくても静岡だから茶という当て方もできます
S:電照菊が抑制栽培であること、暗いと花が開いてしまうことを理解できているか問われています。
場所的には寒くもないので促成栽培にしがちなのでそこの部分で減点が多いかなと予想。
問5地形図の問題☆
最近だと一番簡単な地形図の問題でした。日本三景の天橋立が題材です。
①:『国分寺』や、史跡の記号がわかっていなくとも跡という漢字から当てれるかなと思います。
②:家がある位置などから推測できます。
大問3
歴史(古代~江戸)の問題
問1万里の長城の位置☆☆
埼玉県は飛鳥以前はあまり出ない、というのが最近は崩れてきています。
古代文明などは把握しておかないと、今後大変になるでしょう。
万里の長城は、北方遊牧民族の襲撃を防ぐためにできた建造物であること、
総延長が2万キロ以上に及ぶという知識から当てないといけませんでした。
正答率は高くないけれど、4択なので何となくで当たった人もいるのではないでしょうか。
問2白村江の戦い後の出来事☆☆☆
ア・ウは速攻落としたい所。
エの公地公民は645年の大化の改新から行われ始めますが、
イと見比べた時、天智天皇は中大兄皇子だったこともヒントになるのではないでしょうか
問3平清盛に関する資料☆☆☆
今までに出たことのない資料からの出題、『六波羅殿』から源氏や北条氏を想起してしまうとドツボです。
ヒントになるのは『兄弟である平時忠』『平氏の一族でない者は~』の2つ、そこから平家の誰かと見当をつけ、
平家で習ったのは清盛だという所までたどり着けるかが勝負。かなりメタ読みの側面もある問題でした。
問4文化史の問題☆
やっとここで例年通りの難易度の問題、特筆すべき所もありません。
問5鎖国完成までの貿易☆☆☆
清とオランダと貿易をした、と答えさせられる問題はありますが
今回はもう少し深堀をされる問題。なぜ清とオランダが貿易できたのかまで理解しておく必要がありました。
大問4
歴史(明治~)の問題
問1樺太千島交換条約☆
日露和親条約があまりにもなじみがないことから、簡単に2択に絞れたのではないでしょうか
千島は地理にも出てくるのであまり迷わなかったと思います。
問2日露戦争直後の国民の様子☆☆
日比谷焼き討ち事件がなぜ起こったのか、という典型に沿った問題。
資料をしっかり使わないと減点になるのですが、そこまで難しくなかったかなと思います。
問3女性運動に関する資料☆☆
市川房江・平塚らいてう、女性の権利の為に活動した女性の名前とやったことは確認しておくのがいいですね
最近はジェンダー関連の話も増えていますので出題が増えてもおかしくありません
問4満州事変終盤~第二次終結までの出来事☆☆
満州事変がなぜ起こり、どんな過程を経て日本が世界大戦に参入していくのかが整理できているのか問う問題。
選択肢もかなりわかりやすいものが多かったかなという印象ですが、エを落とせるかが勝負。
問5戦後の流れと出来事☆
ここは前後の流れを丁寧に書いてくれていますので難なく解けて欲しい問題
大問5
公民の問題
個人的には、大問2に匹敵するレベルの問題がそろっていた印象です。
問1男女の雇用に関する問題☆
またまた女性関係の問題、単語自体はかなり印象に残っているかと思いますし
はずれの選択肢があからさますぎるので落としてはならない問題です。
問2選挙方式に関して☆☆☆
小選挙と比例代表の比較はよく出題されますが、小選挙と大選挙の違いは記憶に残っている中では初めての出題です。
基本の方式は変わらないので、上から表が多い人を取ってあげましょう。
ただ、工数が多いのでミスをしないように注意する必要があります。
問3内閣や国会の仕事☆
かなり典型的な問題、しっかり取りましょう。
問4二元代表制の記述☆☆☆
今までの出題歴もあまりなく、ここまでしっかり書かされる経験はなかったのではないかと思います。
二元代表制は言葉でのイメージがしにくいので、図をしっかりと読み取れるかが勝負です。
問5契約に関して☆☆☆☆
どこからが契約?という問題はテキストなどにも載っていますが、境界を明確に理解しておく必要があります。
口頭でも、書面でも、双方の同意が取れれば契約は成立します。
問6企業の種類☆
誘導に沿っていくだけで比較的簡単に選べるかなと思います。落としてはならない問題。
問7文化の多様性☆☆
国連の機関に関して、その名前だけでなく内容も何となく知っていれば難なく切り抜けられたかなと思います。
今回は選択肢がわかりやすかったので問題ないですが、今後もう少しいやらしいところを突いてくる可能性が大きいです。
大問6
地歴公の融合問題
問1室町時代の文化☆☆☆
大問3の文化史よりいくらか難しかったかなと思います。
枯山水の庭園である竜安寺は、質素な文化(東山文化)のものだと修学旅行の時期に習った人もいるのではないでしょうか。
問2地域社会☆
本当に簡単でした。
問3日本の先住民族☆
問2、問3は絶対に落としてはならない問題です。
問4日本の農業の現状と課題☆☆☆
ここ最近のトレンドを汲んだような題材の問題。
道具が発達すると、効率的に仕事がデキるよね。という至極当たり前の論理があれば
比較的簡単にグラフを選んで答えられたのではないかと思います。
まとめ
どの大問も、なかなか一筋縄ではいかなくなってきたなと言う印象です。
基本的なテキストや、教科書を勉強するだけでは足りないような単語も問題文の中で見られましたので
今後受験をする生徒は、早いうちから基本の内容は網羅し
私立高校の過去問などに取り組むような時間がある良いなと言う所です。
私立高校は、埼玉県では3校程度しか理社を導入していませんが
全国に目を拡げるとたくさんの私立高校が理社を導入しています。
わっきーはかなり過去問のストックがありますので、これから受験をしていく君たちにしっかりと還元をしていきますね
そして何より、今日受験を終えた受験生
ここまでよく頑張りました。
まだ面接がある子もいるかとは思いますが、最後までやり切ってください。
君たちは、中学校生活のゴールに向かうと同時に、
新たな世界のスタートラインに立ちます。
ここからは、早い者勝ち
受験期のように死に物狂いでやる必要はありませんが
ぜひ高校で良いスタートが切れるよう、一緒に歩いていきましょう。
