藤久保中 2年 数学 1学期中間テストの分析を作りました!
今後の定期テスト勉強に活用してください!

《総評》
全体として、前半は「計算中心」で得点を取りやすく、後半は「文章理解・理由づけ」が必要な問題で差がつく構成になっている。
【大問1】
内容:多項式・単項式の見分け、項の判断、次数、同類項の選別
分析:式の構造理解や、次数の見分けなど、文字式の基礎が問われる問題。しっかり学習していれば得点源になる。導入部分としてのレベル設定。
難易度:★☆☆☆☆(基本)
【大問2~4】
内容:文字式の整理(同類項の計算)、式の加法・減法、分配法則を含む式の整理
分析:基本的な計算力が試される問題。符号や文字の扱いを正確に行えば問題なく解ける内容。操作に慣れているかがカギ。
難易度:★☆☆☆☆(基本)
【大問5~7】
内容:分配法則、負の数の扱いを含む計算、展開と分配法則の複合、文字式の乗法
分析:やや複雑な計算処理。負の数×文字式、分数や括弧つき式の処理もあり、計算手順をしっかり守れるかが重要。いわゆる「ミスしやすい構造」の問題。計算過程が多いため、焦らず1行ずつ整理していく力が必要。反復練習で慣れておきたい。
難易度:★★☆☆☆(標準)
【大問8】
内容:式の値、代入計算
分析:指定された値を代入して答えを出すだけの問題だが、符号・指数・掛け算の処理に注意が必要。
難易度:★★☆☆☆(標準)
【大問9】
内容:等式変形
分析:等式の性質を利用して式変形する問題。(2)は式の意味を理解するかがカギ。
難易度:★★☆☆☆(標準)
【大問10】
内容:立方体の表面積に関する問題。立式力と式の変形
分析:表面積の変化に着目した文章題。問題文を読み取る力と式を作る力の両方が問われる。応用的要素も含まれる。
難易度:★★★☆☆(標準)
【大問11】
内容:2桁の整数の入れ替えに関する説明問題(穴埋めでの証明)
分析:典型的な問題ではあるものの、文章理解・式の操作を必要とする問題。難しいというより、説明に慣れていないと手が出ない子がいるだろう。
難易度:★★★☆☆(標準)
【大問12・13】
内容:整数や奇数・偶数に関する性質の説明(文字式を使った理由づけ)
分析:中学数学の「数の性質」を言葉と式で説明する力を試す問題。特に思考の筋道を立てる力が必要。教科書的でありながら、表現が苦手な子には高難度。
難易度:★★★★☆(やや難)
今後のテスト勉強の方針
- 計算スピードと符号処理を確実に
- 説明型問題(言葉で答える)に慣れておくこと
- 簡単な問題を落とさないこと、普段から緊張感をもった勉強を。
