藤久保中 2年 数学 中間テスト(2025年5月16日実施)大問別分析

藤久保中 2年 数学 1学期中間テストの分析を作りました!

今後の定期テスト勉強に活用してください!

《総評》

全体として、前半は「計算中心」で得点を取りやすく、後半は「文章理解・理由づけ」が必要な問題で差がつく構成になっている。

 


【大問1】

内容:多項式・単項式の見分け、項の判断、次数、同類項の選別

分析:式の構造理解や、次数の見分けなど、文字式の基礎が問われる問題。しっかり学習していれば得点源になる。導入部分としてのレベル設定。

難易度:★☆☆☆☆(基本)

 


【大問2~4】

内容:文字式の整理(同類項の計算)、式の加法・減法、分配法則を含む式の整理

分析:基本的な計算力が試される問題。符号や文字の扱いを正確に行えば問題なく解ける内容。操作に慣れているかがカギ。

難易度:★☆☆☆☆(基本)

 


【大問5~7】

内容:分配法則、負の数の扱いを含む計算、展開と分配法則の複合、文字式の乗法

分析:やや複雑な計算処理。負の数×文字式、分数や括弧つき式の処理もあり、計算手順をしっかり守れるかが重要。いわゆる「ミスしやすい構造」の問題。計算過程が多いため、焦らず1行ずつ整理していく力が必要。反復練習で慣れておきたい。

難易度:★★☆☆☆(標準)

 


【大問8】

内容:式の値、代入計算

分析:指定された値を代入して答えを出すだけの問題だが、符号・指数・掛け算の処理に注意が必要。

難易度:★★☆☆☆(標準)


【大問9】

内容:等式変形

分析:等式の性質を利用して式変形する問題。(2)は式の意味を理解するかがカギ。

難易度:★★☆☆☆(標準)

 


【大問10】

内容:立方体の表面積に関する問題。立式力と式の変形

分析:表面積の変化に着目した文章題。問題文を読み取る力と式を作る力の両方が問われる。応用的要素も含まれる。

難易度:★★★☆☆(標準)

 


【大問11】

内容:2桁の整数の入れ替えに関する説明問題(穴埋めでの証明)

分析:典型的な問題ではあるものの、文章理解・式の操作を必要とする問題。難しいというより、説明に慣れていないと手が出ない子がいるだろう。

難易度:★★★☆☆(標準)


【大問12・13】

内容:整数や奇数・偶数に関する性質の説明(文字式を使った理由づけ)

分析:中学数学の「数の性質」を言葉と式で説明する力を試す問題。特に思考の筋道を立てる力が必要。教科書的でありながら、表現が苦手な子には高難度。

難易度:★★★★☆(やや難)


 

今後のテスト勉強の方針

  • 計算スピードと符号処理を確実に
  • 説明型問題(言葉で答える)に慣れておくこと
  • 簡単な問題を落とさないこと、普段から緊張感をもった勉強を。

この記事を書いた人

横山 眞己

エイメイ学院数学科・EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!