【EIMEI】第6回 北辰テスト 英語 所感

#シマのブログ 2025/11/2

Shima Shima English!

受験生たち、よく頑張ってきてくれました✨


早速シマも、

第6回 北辰テスト 英語 を解きました✒️



その所感を、まとめました💡

ぜひ、解き直しや今後の学習に役立ててください😊

大問1

No.1

これは、会話文や物語文でも同じで、

リスニングでも「登場人物」を整理しながらでないと、

ひっかかってしまう。



登場人物は誰が出てきていて、

誰が何をしたのかを、

簡単なメモを取りながら、

落ち着いて整理しよう。








No.5

瞬発的に対応できるようになるくらい、

助動詞の特別な表現を覚えよう。


▼入試に頻出な助動詞の特別な表現


◉ Can I ~? = May I ~?

「〜してもいいですか?」


◉ Will you ~? = Can you ~? = Would you ~? = Could you ~?

「〜してくれませんか?」


◉ Shall I ~?

「(私が)〜しましょうか?」


◉ Shall we ~? = Why don’t we ~?

「(私たちで)〜しませんか?」(誘い)


◉ Why don’t you ~? = How about ~ing?

「〜するのはどうですか?」(提案)





No.6

(1)

去年度のある生徒たちからの感想から、

ダンスミュージックの採用にいたった。




wasn’t very interesting は「あまり面白くなかった」

否定文のveryは「とても」ではなく、「あまり〜ではない」と訳すとうまくいく。





No.7

(2)

fruit に、複数形のsがつくのか、つかないのか。

細かいところなんだけれど、イメージの違いを話しておこう。




「私はりんごを食べました。」

① I ate an apple.

② I ate apple.



この2つの文は、どちらが正しいでしょうか?💭



実は、どちらも正しい文です。

ただ、相手に伝えられるニュアンスが異なります。




①は”a(an)”がついています。

これは、みんなが知ってるあの赤いリンゴを丸々1個食べたという意味を伝えることができます🍎



②はappleに何もついていない(=不可算名詞として使っている)ので、

食べやすい大きさに切った、色は黄色や白に近い中身の部分を何個か食べたような意味を伝えることができます。



だから、meatやfishも、aやsなど何もつけずに使うと(=不可算名詞として使えば)、

焼肉や刺し身のような、ニュアンスを伝えることができます。



③ I ate apples.

複数形のsをつけたときも、①と同じです。

あのリンゴ🍎を2個以上かぶりついたようなニュアンスですね。🍎🍎








おそらく、「フルーツを食べた」というなら、

フルーツポンチのような刻まれた果物を食べたということなので、

②のようなニュアンスでfruitがベストアンサーでしょう。






ただ、複数形のsをつけたから不正解🙅‍♀️ はちょっと厳しすぎる気はしますね。





(3)

break は「休憩・休み時間」

唐突のin the morning は難しすぎますね。









改めて、

音読はできているかな?




音読のときのポイントは、

「意味を考えながら読むこと」



オウムのように、

意味もわからず機械的に読んでも効果が薄い。



頭の中で、直読直解をするイメージ。

自分の読むスピードで意味が取れるのか。






リスニングが苦手な子ほど、

音読をたくさん入れよう。



大問2

「星について学べる講座の広告」の問題。

まだ選択問題があり、全問正解を狙いたい。



問2 C

入試頻出の問題。

入試当日、そのまままた出題されてもおかしくないくらいの問題。


rainy は、形容詞「雨が降っている」。

形容詞なので、使い方はhappyと同じ使い方をする。


I am happy.

It is rainy.


つまり、be動詞が必ず必要だ、ということ。




rainは、動詞「雨が降る」という意味と、名詞「雨」の2つがある。

公立入試では、動詞のrainがよく出る。



空欄Cの部分には、動詞がまだないので、

動詞であるrainをいれる。




つまり、「もし雨が降っていたら」と言いたいときは、

① If it is rainy, 〜.

② If it rains, 〜.






ちなみに、、、

私立入試でよく出る「雨が降る」という表現は、


We have rain. 「雨が降っている」

という名詞のrain「雨」を使うよ!









問3

in the morning「午前中に・朝に」

at noon「正午に」

in the afternoon「午後に」

in the evning「夕方に」

at night「夜に」



noonやnightは、atを使うと覚えておこうか。







問4

「〜に興味がある」

はあっぷるイディオムズにも掲載されている超重要熟語。

英作文の1文目なので、これがしっかり書けるだけで4点中の2点ゲット。



大問3

2024年から施行された、新札の導入を受けて、

世界各国のデザインや材質について。




お札や硬貨は、

その国の象徴そのもの。


その国家のアイディンティティを示していたり、

歴史的な功労者を讃えたり、

その国の文化や自然への誇りを描いたり、

と様々。



国家の経済の中心となる貨幣は、

その国にとって非常に重要な話題である。







問1

In the U.K. 「イギリスでは」

というフレーズで、これから具体例を述べようとしていることがわかる。



「論理の流れ」のひとつとして、

抽象 → 具体

というのはよくあるパターンなので覚えておこう!





何か大きな外枠(抽象的に)言ったあとに、

「例えばね…」と具体例を言う。


「私は昆虫が好きです。(抽象) → 例えば、カブトムシが好きです。(具体)」

という流れです。




空欄Bの前で、「多くの国で、人物の顔がお札に載っています。(抽象)」とあるので、

具体的に「イギリスでは〜、」と続いていくね。









問2

問1での「抽象→具体」の論理の流れを再び問われている。


「例えばタンザニアでは、( )がお札に載る」(抽象)

「ライオンやゾウのような」(具体)




問3

for a long time 「長い間」の比較バージョン。




問5

難問。これができたらすごい。


日本の( )からの偉人(great people)


ということで、

「歴史」だそうです…




大問4

介助犬や点字をはじめとする、

視覚障がい者の方々が暮らしやすいような社会を実現するための、

取り組みが紹介されている。




どんな人でも使いやすい、住みやすい、

を実現するためのバリアフリーという理念から、


テクノロジーの力を借りて、それを実現しようとする発明まで、




幅広い実践があることを知れる興味深い内容でした。







問1

介助犬の様子を記述する問題。

andで繋がれた前後の内容、

つまり、「そばで座っている」と「とても静かだ」という2つの内容が必要だ。



どちらかでも途中点がもらえるだろう。








問2

時系列順に並べる、トリッキーな問題。

おそらくここは本番はデータ・資料問題になる。





問3

答えの根拠である本文2の、下から2行目。

we can enjoy them, too


障がいがある、ないにかかわらず、

全員が使いやすい世の中へ、という趣旨。




also や ,too などは、

本文で必ずチェックしたい「2つ目の合図」。




今回は、視覚に障がいがある方も、私たち(健常者)も、どちらもという意味合い。





also や ,too は「2つ目の合図」として、必ずチェックしよう。





問6

sign language「手話」が、従来の方法。

声を文章に変換してくれるコンピューター が、新しい方法。


この対比軸をつかまえられたかが問われている。







大問5

近年は、外で元気に遊ぶ子どもより、

室内でゲームばかりする子どもが増えてきた。



アウトドア派より、インドア派。




これの影響は、子どもの健康面、学力面などにどのように与えているのか、が興味深い。




今回の英作文のテーマは、

映画は映画館で観るか、家で観るか、どちらが良いかというテーマ。







問3

英作文の条件に注意⚠️

2文目以降の条件で、「映画館と家での映画鑑賞を比較する具体的な内容」をしっかり挙げていなければならない。

映画館だとこうだが、家ではこう。という内容がきちんとなければ条件を満たさない。




英作文の問題は必ず「条件をしっかり守れているか」を確認すること。



まとめ

以上、

第6回 北辰テスト 英語の所感でした!





できる限り、今後の英語の学習に役立つように、

知識やヒントをまとめておきました。






解き直しはできたかな?💭








結果が返ってくる前に動き出すこと。



北辰テストの回数も残り少ない。





時間配分は良かったか。

解く順番は最適だったか。

潰さなきゃいけない苦手分野はどこか。





どんな結果であれ反省しよう。

返却前に動き出そう。






次回から、学校選択問題モードも始まる。

一緒にEIMEIで準備をしていこう。

この記事を書いた人

しま ( 嶋田隆一 / Shima Shima English )

 EIMEIグループ英語科教務主任。グループ最難関講座 EIMEI-TOP「SS70講座」英語科講師。明成個別 ふじみ野・上福岡校塾長。
 中学時代、定期テスト学年1位を11回取り、北辰テストで偏差値78を取り、埼玉県2位に登り詰める。その後、川越東高校 理数科に特待生Aで入学し、センター試験(現 大学共通テスト)で英語200点満点を達成。そして早稲田大学 教育学部 英語英文学科へ進学。在学中に中・高の教員免許も取得。