【EIMEI ASK】2025年度第8回北辰テスト 数学 学力検査・学校選択 両タイプ所感

どうもこんにちは、エイメイ学院のASKです✋️

 

本日行われた2025年度北辰テスト第8回の所感について述べていきたいと思います

 

この回でも「学力検査タイプ」「学校選択タイプ」に分かれます。

また、公立入試前最後の北辰テストとなるため、範囲は教科書全部から出題されており、

出願のための参考となるかなり大事なテストです!実質「埼玉入試のリハーサル」的な位置づけとなりますので、形式は本番のものに寄せてあり、今までの北辰テストと異なってきます。

 

両タイプとも分析してその所感を述べてみましたので、本日受験された方は、ぜひその感覚を摺り合わせてみてください。

記事の最後に、学習の参考になるものを載せておいたので、そちらも参考にしてみてください。

 

それでは、各問題ごとの所感を述べていきましょう✋️

 

 

 

<<学力検査問題タイプ>>

まずは通常タイプである学力検査問題タイプから見ていきましょう

大問1 小問集(配点65点)

入試本番の配点に合わせてきましたね。大問1だけで100点中65点と、かなりのウェイトを占めています。ここで点数を稼いでいくのは絶対です。一つ一つ見ていきましょう。

 

(1)~(8)は基本的な計算問題となります。正負の数の計算から二次方程式の解の公式まで、どれも絶対に落とせない問題です。優先度は最も高いので、ここで取れない分野がある場合は、早急に練習していきましょう。

(9) 等式の変形の問題ですね。実際に三角形の公式にあてはめた後、変形するだけです。ここも落とせないところですね。

(10) 円周角の定理の問題です。今までの北辰には出題されていません。直径に対する円周角が直角であることを使えばすぐにできますね。

(11) 面積比の問題になります。この形は入試において超典型的なタイプです。やったことがあるかどうか、経験の差がでる問題だと言えます。相似比の二乗だけでなく、高さの等しい三角形の面積比についても出来るようにしておきましょう。

(12) √を含む不等式の典型的な問題です。全辺を2乗して確実に数えたいですね。5から24までですが、引いて19個ではないことに注意しましょう。

(13) 面積に関する問題です。従来の北辰の大問2に出てきそうですね。全体の図形からいらない部分を引くのも良いですが、部分を移動しておうぎ形の差で出せると良いです。差になる問題ですね。

(14) 立体の表面積の問題です。側面積が「底面の周の長さ×高さ」で出せると楽です。正三角形の面積公式も知っておきましょう。

(15) 二次方程式の文章題ですね。定期テストや教科書の問題で見たことがあると思います。経験が差になりますね。取りたいところです。

(16) 箱ひげ図の選択問題です。記述付きなので、そこが難易度を上げています。模範解答では各四分位数に詳細に触れていますが、実際には消去法で他の選択肢が当てはまらない理由を言ったほうが早そうです。

 

大問1は各分野から基本的な問題が1行問題として出題されます。どれも取るべき問題ではありますが、今回は(11),(13),(16)が難易度高めで、時間を取られてしまった人も多かったのかなと思います。

 

大問2 作図&証明 (配点11点)

こちらも埼玉県に寄せて作られていますね。大問2は作図と証明です。どちらも部分点が出る問題となります。全部は書けなくても、分かるところまでは記述するようにしましょう。今回はどちらも取りやすい内容だったと思います。

 

(1) 作図の問題です。前回と比べて遥かにやりやすかったと思います。2つの辺から等しい→角の二等分線、2つの点から等しい→垂直二等分線、とわかっていればいけます。取りたいところ。

(2) 図形の証明問題です。こちらも典型的な証明の問題です。2辺を言うのは簡単です。間の角度の言い方も知っておきましょう。

 

大問3 長文&整数問題 (配点14点)

おなじみ長文問題です。会話文から読み取る形式となっています。今回は珍しく「7の倍数判定法」について触れられています。誘導が丁寧なので、最後までいけた人もいるかもしれません。

 

(1) 会話文で例示されていることを具体的にやるだけの問題です。正しく読めていたかが問われています。

(2) ここでやや不自然ながら確率の問題が入ります。会話文にある3の倍数判定法を使えるかが問われていますね。一応、使わなくてもできます。樹形図等を使って確実に取りたいですね。

(3) IがしっかりA,Bを使って表現できるかが勝負の分かれ目ですね。そこができればある程度流れに沿ってやれるかと思います。いずれにせよ正答率は低くなるでしょう。

 

大問4 関数(配点10点)

おなじみの関数です。(1)は取りどころです。(2)はしっかり練習をしてきた人であれば取れるかもしれません。過去に難しいと感じた単元も、演習を重ねていけば対応できます。関数はその代表例ですね。

 

(1) 二次関数の変域に関する基本問題です。確実に抑えたいところです。

(2) これは令和2年度の追検査に出ている問題とほぼ同じです。面積比から相似な図形の相似比を出すという流れなのですが、やったことがあればいけたかもしれません。正答率はかなり低いかと思われます。ページ下部に、追検査の解説を付け加えておきました。

 

全体的な所感

埼玉入試のリハーサルなだけあって、形式は本番同様のものに。出題分野や難易度もかなり寄せてつくられていると思います。難しい問題はありますが、いつものような正答率が1%を切る超難問はありません。ほとんどは基礎的な考えを使う問題ばかりですので、今回わからなかった問題があれば、その単元の基礎的な内容を一通りおさらいして解き直しや類題演習に臨んでみると良いです。

また、3年単元で、練習が疎かになりがちな「円」と「三平方の定理」分野は、演習量をしっかりと重ねて単元理解を深めることをオススメします。

 

 

<<学校選択問題タイプ>>

続いて、コチラ。第7回から登場した学校選択問題タイプ。やはり学力検査タイプより難易度が高く、最初の計算問題でさえもミスをするリスクが高まります。さらに記述問題の数も(作図を含めると)5題です。

もちろん難易度が高い中でも、取るべき問題は変わらずありますので、しっかりと抑えていきましょう。学力検査タイプと共通の問題もありますね。

大問1 計算、小問集(配点45点)

選択問題タイプといえど、最も点数の取り所の大問1です。最初の計算問題を確実に抑えることはもちろん、各単元からのややレベルの高い小問でどれだけ対応できるかが差になります。学力検査タイプと共通の問題もありますね。一つひとつ見ていきましょう。

 

(1)~(3)学力検査タイプよりも難易度の高い計算問題です。途中計算をしっかりと書いてミスのないように取りたいですね。平方根の代入問題は、必ず式変形をするようにしましょう。

(4)~(6)学力検査タイプと同じ問題です。学校選択受験者であればこちらは確実に抑えたい。

(7)学力検査と違って正三角形が正六角形になりました。正六角形の面積野求め方もしっかりと抑えておきたいですね。正三角形6つ分です。

(8)円周角についての問題です。条件が多いのですが、しっかりと書き込み&対応する弧に注目しながら進めて取りたい部分です。

(9)√が自然数になるためのxを求める典型的な問題です。中身の200-5xを5で括って変形してやれると良いです。

(10)学力検査タイプと同じ問題です。箱ひげ図の選択ですが記述がやや厄介です。長々と書かずに消去法でやってしまうのもアリです。

 

学力検査タイプと比べて難易度が高いものはあるものの、各分野をしっかりと理解しているかを問われる問題であり、抑えたい内容ばかりです。もし苦手分野がある場合は、戻って復習+入試レベルの演習をすると良いと思います。

 

大問2 作図&証明 (配点13点)

大問2は2つ。作図と証明です。ここは例年の正答率を見ても差になる問題といえますが、第7回とは違って、上位校を目指すのであればどちらも対応必須の問題といえます。

 

(1)条件1を使うのは容易だったと思います。条件2を読んで直径に対する円周角を意識できればいけます。

(2)こちらも学力検査同様、正方形の回転で出来る合同の問題です。最後の角度の表現がやや難しいですが模索して直角に注目して引き算を使いたいところです。

 

大問3 長文&整数問題 (配点14点)

関数と図形の問題です。ここは各小問の作りを見ても、昨年度の入試を意識した内容になっていますね。選択問題を目指すのであれば、完答したい内容です。

(1)~(3) 学力検査タイプ大問3を参照ください👆️

 

大問4 関数と図形(配点16点)

おなじみ関数の問題です。学力検査と図も内容もほとんど同じですが、(2)で一問追加されています。

 

(1)、(3)学力検査タイプ大問3を参照ください👆️

(2)こちらは関数と図形の基本中の基本といえる問題です。頂点通って面積を二等分するときに、もう一点は中点を通ります。

 

大問5 平面&空間図形(配点12点)

学力検査と違って大問が1個追加されます。図形問題であることが多いです。ここは3年最後の図形単元である「三平方の定理」を多用します。三平方の定理を含んだ演習は不足しがちです。演習量の差が正答率として顕著に現れる問題となります。

 

(1)こちらは三平方の定理を使った、折り返しの典型的な問題です。未知数をxで置いて、三平方の定理による方程式を作ってあげるのが定番パターンです。

(2)何を問われているのか分かりづらいとは思いますが、要は円錐2つの一部ですので、やること自体は難しくないかと思います。回転の半径を求める必要はありますが、しっかりと演習を積んだ人であれば対応可能だと思います。ただし、この問題の段階で、時間がほぼ無いかもしれません。正答率は低いと予想されます。

全体的な所感

今回の選択問題タイプは、第7回までと違って本番を意識した内容と難易度になっていますので、やりやすいと感じた人もいるかもしれません。ただ、全体的には難易度が高めなのは変わりませんね。

大問1~2でどれだけ手早く処理できたかで、後の大問3,4,5にかけられる時間が変わってきます。高得点を狙うのであれば、まずは教科書内容の単元は巻末含め全て理解したうえで、ワークC問題レベルも問題なく手が動くようになる必要があります。

とはいえ、科目の得意不得意であったり本番の点数の比重を考えると、数学においてはそこまで高得点を取らなくても戦えます。(さすがに御三家レベルとなると6~7割は取れなくてはいけませんが)

残り期間、果たして数学に時間をかけてよいのかどうかはよく考えたうえで、学習を進めていきましょう。

 

北辰第8回の個票について

第8回の北辰テストは、従来のものと違って、公立第一志望の人が受けることがほとんどです。私立単願で入試終了組は受けません。そのため、参考にするべき数値としては偏差値よりは

第一志望内での順位です

ここが、定員の半分以上に入れているようであれば、合格の可能性はかなり高いと思われます。

反対に、定員ボーダーギリギリのところにいる方は、危うい状態です。ただ、合格の可能性ももちろんあると思われます。

残り期間で、当日点をなるべく最大化するための行動を取りましょう

最後まで諦めず、残り1ヶ月頑張っていきましょう✊️🔥

 

以下のおまけもぜひ参考にしてください

 

 

埼玉県入試の所感・解説動画追検査の解説画像を載せます

<<埼玉県入試の所感・解説動画>>

以下に最新7年分の埼玉県立入試の分析と解説動画を載せていますので、ぜひご活用ください!✋️

  

<<埼玉県入試追検査の解説画像>>

追検査は答えはありますが、解説がありません。以下に解説となるプリントを7年分載せておいたので、ご活用くださいませい✋️

 

 

 

 

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この記事を書いた人

村上飛鳥ASK

どうもこんにちはエイメイ学院のASKです✋️
EIMEIグループ全体の数学科の責任者をやっています。普段はエイメイ学院みずほ台校舎に在中。
公立私立問わず毎日、数学の入試問題を解いています。定期テスト対策・公立高校入試から、難関私立・国立高校まで幅広くご対応いたします。
2024年度から中学受験にも参入。