【EIMEI ASK】数学はパターン解法を覚えて答えを出す科目?

どうもこんにちは、エイメイ学院のASKです✋️

 

表題の通り、数学はパターン暗記の科目かどうか

 

特に受験数学においては、そのような側面が強いですよね

 

内接円があれば、面積から半径を出したり、接線の等距離を考えたり

放物線と直線があれば、直線の傾きや切片を公式で考えたり

 

そういう、

◯◯が来たら▼▼と考える

みたいな、いわゆる「典型パターン」というのは存在します

 

 

 

しかしながら

 

本当の数学の力、というのは

 

初見の問題でも、既存の知識をうまく活用できないか考えて、解き崩していく力(しこう力)

 

だと思っています

「しこう」が平仮名なのは

考える力という意味の思考と、

試す力という意味の試行

のダブルミーニングだからです笑

 

この力の有無で

数学の伸びが大きく変わります

 

これ、厄介なのが、定期テストでこの力は測れないところです

定期テストはどうしても、範囲が決まっていて

出題される問題も、ほとんど種類が決まっています

 

だから、定期テストは準備次第で高得点が可能なんです

一方で模試・過去問になると話が変わる

 

模試や過去問では、初めて見るような問題、たくさん出ます

だからこその、

この力をつけるには、普段からの「問題との向き合い方」が大事です

  

初めて見た問題に対して

あぁでもない、こうでもないと考える

時に、数十分、数時間も考え込んでみる

 

そうやって、頭の中をこねくり回す

脳みそに汗をかく、という経験が必要です

 

結果として解けなかったとしても

解説を読んだときに「あーそういうことか!!!」と腑に落ちる経験

これの積み重ねが大事

 

 

この経験をすっ飛ばして

「なんだこの問題わからん、解説見よう」

「あーはいはいそういうことね、覚えておこう」

みたいな感じで勉強を進めていると

どこかで、どん詰まりしてしまいます

  

 

どうやったって、新しい問題、というのはあるわけで

本当はそれこそが、しこう力をつけるチャンスなのに

すぐに解説を見て、パターン化しちゃう

 

これがクセになってしまうと、結構危険信号なのかなと思います

入試や模試で点数に限界がある人は

その傾向があるかもしれません

  

 

もちろん、上を目指せば目指すほど

ある程度のパターンに関しては

秒で出来るくらいに仕上げることは必要なんですけれどね

 

しかも、一定のレベルの入試問題は

パターン処理で出来ちゃうようなところも多い

だから、ちゃんと初学の段階で考えることが大事です

 

 

どちらにせよ

入試やテストを超えたところでも、ちゃんと数学を出来るようになりたいのなら

しっかりと問題にたいして”しこう”しましょう

 

そうやって”至高”を目指す力、大事です←笑

 

 

 

【PR】ASKの更新情報はコチラ、毎日数学更新中

この記事を書いた人

村上飛鳥ASK

どうもこんにちはエイメイ学院のASKです✋️
EIMEIグループ全体の数学科の責任者をやっています。普段はエイメイ学院みずほ台校舎に在中。
公立私立問わず毎日、数学の入試問題を解いています。定期テスト対策・公立高校入試から、難関私立・国立高校まで幅広くご対応いたします。
2024年度から中学受験にも参入。