イジメのマイルド化、やんわり化

【3年以上前の記事】今のイジメ。マイルド化して巧妙化。

先生は知らない。

大人たちは知らない。

今のイジメは巧妙化して、やんわり化しているんですよ。

今のイジメっ子たちは、

トイレの個室に閉じ込めて、上からバケツで水かけるとか、してませんよ。

殴る蹴るとか、してませんよ。

あからさまな無視シカトも減ってきています。

今のイジメは巧妙化、やんわり化が進んでいます。

だから、バレないんです。

表面化しにくいから、先生にも見つけにくいし、親も気付かないことが増えてきた。

子どもが学校行きたくないと言った。親は「イジメ?嫌がらせ?何かあるなら言って」

と言っても言えません。

やんわーり居心地が悪い雰囲気をつくられているわけですから、、、

友達に対して、やんわーり、態度を変えたりするんですね。

これだけでも、繊細な子にはダメージになります。

LINEでは「既読無視」これだけでイジメ効果を発揮しちゃうんです。

友達LINEグループ作成を乱発して

「え?私、、招かれていない、、」

これもイジメ効果発揮しちゃうんです。

これらが積み重なると、ジワジワ響いてきて、昔の過激なイジメと効果は変わらないくらいになってしまう。

もう少し露骨だと、

LINEグループを作ってイジメ対象者を招きます。その人が参加した瞬間に、みんな退会していく、というイジメも実際にありましたよ。

そうやって、多くの子どもたちの心に傷ができていく。

 

この変化を、教育現場や親は理解しなくてはいけない。

 

自分のお子さんが、絶対にイジメの対象にならないと確信がありますか?

知っておくべきことだと思います。

現代のSNSイジメは防ぐのはかなり難しいです。

生徒への頻繁な啓蒙活動が有効です。

地道にやっていくしかありません。

この記事を書いた人

川上 大樹 HIRO先生