みずほ台塾長物語 第8話

授業後の反省会では、熱い思いを語った。

この校舎を素晴らしいものにしたい!

そうやって集まった先生たちに遠慮する必要がない!

むしろ、遠慮している方が失礼だ。

塾長が自分だ!

自分が進む先を明るく照らさなければ、みずほ台校舎にいる先生たちが迷ってしまう。

今度はしっかりと情報を集め、みんなの状態を確認して、進むべき道を決めた。

もちろん、先生たちには自由にやってほしい!

ただ、以前と違うのは、そこに向かうべきゴールがあるかないかだ。

今回の【自由】は、できることをやって、結果に向かって努力できるための【自由】だ!

そして、迎えたある日の授業後反省会。いまでもはっきりと覚えている。

はっきり言って、悔しい。

鶴瀬校舎にはどんどん生徒が集まってくる。

そして、みずほ台校舎の生徒はどんどんと減っていく。

塾長が抜けたからみずほ台はダメになった。

そう言われるのは絶対に嫌だ。

確かに、抜けた穴はでかいかもしれないけど、

みんなで力を合わせなければこの悪い波は止められないし、

みんなの力があれば必ずいい波に変えられる。

だからみんなで頑張ろう!悔しい思いはしたくない!

みんなが自分の正しいこと、やるべきことやってみずほ台校舎を盛り上げよう!

責任は俺が取る!

こうやって、目に浮かぶ溢れる気持ちをこらえながら先生たちに話した。

 

《つづく》