【TOP TIMES 2023 NO.11】中央大附属高校

中央大学の附属校は4校。

 今回の学校紹介は「中央大学附属高校」、通称 中附(ちゅうふ)です。

 

文系に強い大学として名高い「MARCH」の「C」は中央大学です。中央大の附属校は①中央大高校(文京区)②中央大杉並高校(杉並区)③中央大附属高校(小金井中央大附属横浜(横浜市)の4校です。

 

①~③の高校は、東武東上線からのアクセスも悪くなく、埼玉県に住んでいても志望校の候補には入れやすい高校です。

 

しかし、中央大の附属校は、入試のレベル・校風・生徒の雰囲気はかなり違います。

今回は、中附についてまとめていきますが、ぜひ他の中央大の附属校に関して気になる人がいれば、連絡欲しいです。 

 

中央大附属高等学校の基本情報

 

中附の特徴は、とにかくその自由さでしょう。

制服がないのはもちろん、体育祭シーズンには赤団なら赤色、青団なら青色のように、クラスの色に男女ともに髪を染め上げます。青学とはまた雰囲気の違う自由さがあるので、とにかく学校生活が楽しそうという印象です。

 

中央大は文系に強い大学で、実際生徒の割合も文系8割で理系が2割だそうです。しかし、中附はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に国から指定されており、説明会では理系にも強い生徒や文理融合の視点に立てる生徒を育てようという中央大学の意志が垣間見えました。

 

また、中附には修学旅行がありません。その代わりに「教養総合Ⅱ研究旅行」というのがあり、自分の研究したいテーマに沿ってチームを作り、小集団での旅行があるそうです。そういう取り組みの甲斐あってか、他大学受験の実績が上がってきており、総合型選抜に強い生徒が増えています。

 

 そんな中附の志望者数は近年、増加傾向です。

特に昨年度は過去最高の志望者数で、倍率も4倍弱の超人気校。

 

したがって、推薦入試でも内申が高いのは当然で、そこからいかに筆記試験で点数を取るかの勝負になります。しっかりとした対策・準備が必要不可欠です。

 

自由は勝ち取るもの

校則やルールが厳しい方がいい人は少ないですよね。

一般的に、公立も私立も偏差値が高くなればなるほど“自由”な学校が多いです。

 

では、なぜ自由なのかといえば、それだけ必死に勉強してきた人は、ルールなんてなくても、正しい行動がとれるだろうという世間一般的に信用を得られているからです。

 

さらに、偏差値の高い学校ほど、誰かに言われるんじゃなくて自分で考えて行動しなさいという《自立》を求められます。

 

つまり、勉強していくことで、自由を手に入れ、自由でい続けるために高校に入っても努力し続けることが重要なんですよ。

 

この記事を書いた人

横山 眞己

エイメイ学院数学科・EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!