こんにちは、エイメイ学院 朝霞根岸台校の石橋です!
先日、中3の数学で「2次方程式の解き方」の確認テストをやりました。
100点が3人。
一方で、50点以下が7人。
同じ授業を受けて、同じ問題を解いて、この差です。
でも、ここで大事なのは点数じゃありません。
40点の子が「どこで」40点になったのか、なんです。
同じ40点でも、中身は全然違う
答案をぜんぶ見ていくと、同じ40点でもつまずいている場所がバラバラでした。
- (x−5)²=3 を解くときに、移項の符号を逆にしている子
- x²=6x を見て、何でもかんでも解の公式に入れようとする子
- (x−4)²=0 の答えを「x=0と4」と書いている子
- √48 を簡単にするところ、つまり平方根の段階で止まっている子
「2次方程式ができていない」という1つの言葉の中に、これだけ違う原因がある。
だから、全員に同じプリントを配っても、直りません。
移項の符号でミスしている子に、解の公式の練習を10問やらせても、その10問はほとんど意味がない。
塾でやりがちなのが、「間違えたところは解き直しておいてね」で終わるパターン。
これだと、間違えた原因がわからないまま、同じ間違いをもう一回するだけです。
1人1人の「リカバリーテキスト」を作る
そこで朝霞根岸台校では、テストのあと、生徒1人1人の答案から「その子専用のリカバリーテキスト」を作って渡しています。
中身は、この3ステップです。
① 診断カルテ(1枚目)
今回の点数、できていること、つまずきポイントの優先順位。
そして「これができると、あと何点上がるか」を書きます。
② 遡りのSTEP(2枚目〜)
2次方程式で符号ミスをしている子なら、中1の「正負の数」「方程式の移項」まで戻ります。
平方根が怪しい子なら、√の簡単化からやり直します。
③ リベンジ(最後のページ)
自分が実際に間違えた、その問題そのものをもう一度解く。
「あのとき解けなかった問題が、今日は解けた」で1冊が終わります。
①の「あと何点上がるか」は、今持っている力だけで取り返せる点数のことです。
これを見せると、子どもの目の色が変わります。
②で前の学年まで戻るのは、遠回りに見えて一番の近道だから。
ここを飛ばすと、また同じところで転びます。
理解して、反復して、定着させる。
この3つを、その子の答案に合わせた順番でやる。それがリカバリーテキストです。
「君専用のやつね」と渡す
A4で印刷して、名前を入れて、「これ、君専用のやつね」と手渡します。
全員一律のプリントと、自分の答案から作られた自分だけのテキスト。
子どもの向き合い方は、まるで違います。
だって、自分がどこで間違えたかが、そのまま問題になっているんです。
やらされている感じがしない。
「あ、これ俺のミスのやつだ」から始まるので、集中の入り方が全然違います。
保護者の方にとっても、診断カルテがそのまま「今うちの子がどこでつまずいていて、何をすれば何点上がるのか」の説明になります。
面談で「頑張っています」だけの報告はしたくないので、ここは具体的にお見せしています。
朝霞の中学生の定期テストにも、北辰テストにも同じことをやる
この仕組みは、塾内のテストだけの話ではありません。
朝霞第一中、朝霞第二中、朝霞第四中の定期テストが返ってきたら、答案を持ってきてもらって同じことをします。
北辰テストも同じ。
偏差値だけ見て一喜一憂するのではなく、答案のどの行で落としたのかを見ます。
テストは「終わり」ではなく、その子の弱点が一番濃く詰まった資料です。
採点して終わりにするのは、もったいなさすぎる。
朝霞根岸台校は2026年夏に開校したばかりの校舎です。
だからこそ、1人1人の答案をちゃんと見て、1人1人に合ったテキストを渡す。
生徒の数が増えても、ここは絶対に手を抜かないと決めています。
無料体験のご案内
エイメイ学院 朝霞根岸台校は、朝霞駅東口から徒歩5分。
集団指導のエイメイ学院と、個別指導の明成個別があります。
「テストは受けているけど、どこができていないのか本人もわかっていない」
そんな状態の子ほど、答案を1枚持ってきてもらえれば、やるべきことがはっきりします。
無料体験の申し込みは、校舎ページからどうぞ。
エイメイ学院 朝霞根岸台校
理系塾長 石橋凌
