塾で3時間、黙って机に向かってる子がいます
おうちの方に聞くと「家では一言も聞きません。。。」笑
「勉強しなさい」って言えば言うほどやらなくなる。これ、感覚じゃなくてデータがあります
教育経済学者の中室牧子さんらの研究で、2001年生まれの子ども約5万3千人を10年以上追跡した国の調査を分析したものなんですが
親の関わり方を4つに分けて、効果を比べたんです
「勉強したか確認する」「横について見る」「時間を決めて守らせる」「勉強するように言う」
結果、「勉強するように言う」は父母ともに効果がほとんどゼロ。お母さんが娘に言う場合は、むしろ逆効果でした
効いていたのは「横について見る」「時間を決めて守らせる」という、手間のかかる関わり方
一番楽な手段が、一番効かない。笑
しかもこの研究には朗報があって、親じゃなくて祖父母や兄姉、塾が同じことをしても、効果はほぼ変わらなかった
反抗期の中高生に横について見るのは現実的じゃないので、そこはうちに任せてください。それが塾の仕事なので
家でかける言葉は「勉強したの?」じゃなくて、「ご飯できてるよ」「最近遅くまで頑張ってるね」で十分です
ここから、お父さんへ
同じ研究で、家庭学習への関わりの平均点は、母親5.89点、父親2.69点(8点満点)。日本のお父さんは、お母さんの半分以下
一方で、同性の親の関わりの方が効果が高くて、特に男の子には父親が効く
つまり、一番効く人が、一番関わってない。ここ、伸びしろです
ただし「勉強しろ」役じゃないです
Googleが「最も生産性の高いチームの条件」を調べたプロジェクトで、一番大事だったのは「失敗しても怒られない」という心理的安全性でした
悪い点を取った時に怒鳴られる家は、心理的安全性ゼロのチームです
お父さんにお願いしたいのは、3つ
勉強じゃなくて、社会の話をする。「今日こんな失敗して、こう挽回した」みたいな
「点数は悪いけど、難しい問題に挑戦した跡があるな。いいぞ」と背中を押す
「勉強しろ」の代わりに、自分が本を読んでる背中を見せる
お母さんが守って、お父さんが背中を押す。この分担ができてる家の子は、強いです
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