
2026年10月、3年第5回北辰テスト
国語の問題を解いて。
問題ごとのポイントをまとめていきます!
※問題の難易度を
易 ◎ ◯ △ ▽ 難 で示します!
大問1、小説
高校生の主人公、美雨と、
所属する映画研究部の部長である先輩との会話。
先輩が映画監督を目指すきっかけや、
転機となった出来事を生き生きと語るのを、
美雨が聞き感心するストーリー。
本文はセリフが多く、
心情もそこに現れており、非常に読みやすい。
登場人物も二人のみで複雑性も少ない。
問1、選択問題◯
美雨の心情を問う問題。
選択としてはウとエが似ているが、
細かく区切って部分で適切に判断すること。
「夢もないまま」というのは本文に書かれていない。
問2、記述問題◯
先輩の映画が好きな理由を美雨が問う。
それに対して、解答は先輩のセリフにあり、
前後文、キーワードもバッチリあるので、
傍線部からは離れているものの、
見つけるのは容易。
解答の不要部分を適切にカットし◯を狙いたい。
問3、選択問題◯
どの選択肢もそれっぽくなっているが、
本文の先輩のセリフと吟味して解答を決定すること。
ここも、部分に区切り、一箇所でも違う部分があれば解答にはならない。
ア、テーマ✕
ウ、何を映して何を映さないかの撮り方が似ている✕
エ、登場人物とストーリー✕
問4、選択問題△
様子を問う問題は心情問題の可能性が高い。
が、今回は様子を丁寧に見ること。
イ、「わたし」がいることを忘れ✕
ウ、うまく理解してもらえず、もどかしそうに✕
エ、「わたし」が話についてこられていないのが見て取れた✕
問5、選択問題◯
傍線部の問題ではないので、本文をきちんと読んでいることが前提となる。
ア、容姿に自信がない、共感できなくても✕
イ、感情に影響されやすい、決して伝えることが出来ない✕
「決して」という限定的な表現には注意が必要!
ウ、好きなものに対しては思い入れが強い✕
問6、選択問題△
本文の内容と表現を問う問題。
選択肢の前半の事実に着目して、そこに矛盾がないかをまず見ることが大事。
「適切でないもの」を選ぶこと。
「衝撃、ですか」「指揮者⋯⋯ですか」の周辺には、心情の変化などの描写がない。
今回も記述1問、選択問題が5問の28点。
大問2、知識問題
問1、漢字 △
北辰テストの漢字は数問は難問が出る。
今回は「秘匿」がやや難。
ただ、音読みの熟語はパーツに分けて考えることで解ける問題も多い。
「秘密」の「ひ」 に 「匿名」の「とく」
問2、漢字△
4択なので、消去法を駆使すれば難易度は低め。
「徒労」がやや難。
問3、文法・分節△
借りたという
がしっかり区切れたか。
「いう」は動詞なので文節は区切れる。
問4、文法・補助の関係▽
補助の関係は、
~て(で)+ひらがな の形
それを覚えていれば発見はできるが、
文節を書き抜きなので、
「くれたそうだ」の「そうだ」まできちんと書き抜けたかがポイント。
「そうだ」は助動詞で付属語なので文節には切れない
問5、熟語▽
熟語同士の関係を見る。
年長 (年が長じる)という「主述の関係」
民営(民が営む)
日没(日が沈む)
年長がわかりにくいのと、全て選べが厄介。
問6、国語辞書▽
過去にも出題のあった国語辞典の見出し順
小文字は関係ない
濁点は清音の
伸ばし棒はひらがなに変換
問7、会話文問題
(1)空欄補充◯
Bさんのセリフを見て、適切な選択肢を選ぶ。
(2)発言の説明◯
「直前」の引用や、否定ではなく、
Bさんの発言の引用と意見であることを見抜く。
漢字12点、文法6点
語句(熟語・国語辞書)6点
会話文(読解力)4点
今回は文法が2問で、
会話文の問題は内容に関するもののみで2問。
大問3、説明文
「おカネとコトバと人間社会」より。
おカネやコトバは「誰もが価値・意味があると思っている」から価値や意味を持つという自己循環論で成り立つ。
おカネやコトバがあることでコミュニケーションの幅が広がり、平等な関係を持ち、自由になることができるようになる。
その反面、グローバル社会においては「誰もがそう思えない」とおカネの価値やコトバの意味を失う問題をはらんでいる。
専門用語は出てくるが、説明の具体例がわかりやすく、内容は読み取りやすい。
問1、選択問題△
おカネとコトバの共通点を問う問題。
どちらも自己循環論(誰もが信じるからその価値がある)ということを説明するための文。
エ、物理的価値しかないおカネ✕
(紙である1万円自体には1万円分の価値はない)
問2、選択問題◯
設問より、社会の発達につながる「おカネ流通の利点」について書かれているのは
ー④の直前の2つの段落
ー②から解答の部分まで、過去の社会についての説明があるので、
「問われていること」を明確にして読み進めることが大事!
問3、記述問題◯
前後文、キーワードを元にしつつ、
設問が、「顔見知り同士で成り立っていた理由」で、
P.7最後の行「お互いに顔を知っていないといけない」
とあるので解答の箇所は絞りやすい。
今回の表は、筆者の意見と、その対比になっている部分の比較ではない。
問4、選択問題△
傍線部の説明の問題。
本文から、-④の説明、言い換えている部分を探す。
-④の直前の段落にある。
「法律がしっかりしていれば、土地を取引できる」
「法律がないといての腕力が強そうだから交渉をやめよう」
=法律があれば腕力も関係なく交渉できる
問5、選択問題◯
物理的構造→金銀などのそのものの価値、腕力などの物理的な力
遺伝的本能→生まれつき備わる行動、共同体の感覚
どちらも過去の人間の行動の基準だったもの。
問われている理由に当たる部分は
ー⑤以降に書いてあるので、チェックする。
コトバやおカネは皆の思い込みで支えられているため、
疑いが生じると価値や意味が崩れてしまう。
問6、選択問題
まとめ問題は全体から記載場所を特定するため、キーワード(カタカナ、数字、固有名詞、レアワード)を活用して本文から素早く見つけていくのが定石だが、今回は論の展開についての問題。
本文の内容理解が甘いと選択肢に迷う可能性あり。
ここも、選択問題の基本通り、細かく区切って部分が適切かを丁寧に判断する。
小説と同様の選択問題5問22点
記述問題1問6点。
小説に比べて説明文の難易度がやや高め。
大問4、古文
古文は先に必ず問題を読むこと。
問2と問4に口語訳のヒントがあるため、確実に押さえてから本文へ。
また、本文は短め、難解な古語もなく、訳しやすい。
問1、仮名遣い◎
はひふへほ→わいうえお
絶対に落とせない問題。
問2、記述問題◎
前後文、キーワードが大ヒント
この問題も絶対に落とせない。
問3、問題◯
文脈を押さえられていれば取れる。
問4、選択問題◯
本文内容の問題。
訳をきちんとし、展開を把握することが重要。
今回の古文は易しめ。
全体の所感
大問2がやや難しかった印象。
文章題はどちらも読みやすく、問題の難易度も比較的易しめ。
古文も易しいので、今回も平均点は高めと思われる。
知識問題は浅く広く、色々なものを頭の引き出しに入れておくべき。
北辰テストも5回を終え、
年内はあと2回!
大事な期末テストもあるので、勉強時間を確保して、
どちらにも全力で臨もう!
