【みずほ台ASK】文章題、読めていなくない?

どうもこんにちは、エイメイ学院のASKです✋

 

最近の小学生(と一括りにするのは良くないとはわかりつつ)

 

簡単な文章題でさえ間違えるケースがよくあります

 

例えばこんな感じの

A君は68個のアメを持っていて、B君の持つ個数より23個少ない。B君の持つアメの個数はいくつでしょうか?

※本当はもう少し長い文章です

 

さて、この問題、すぐ答えはわかりましたか?

 

 

 

 

 

答えは91個です

 

 

簡単?

 

 

 

いえいえ、これを45個と答えてしまう子

 

メチャメチャ多いんです。

 

 

普通に考えれば

 

A君より、B君のほうが、持っている個数が多いので

 

A君の個数に23個を加える、という発想で間違いないんですが

 

 

今の子たち

 

 

「少ない」と出てきたから、引き算した

 

 

ひえええええええええ

 

 

ゾッとしますよね笑

 

つまり「読む」という動作を出来ていないんです

 

この場合の「読む」というのは

 

 

文の流れをしっかりと読み取り

書かれている意味を把握することを言います

 

 

このあたりは当然、国語の出来にも関わってきますよね

 

 

他にも、

左に書いてある図を右に写すという行為だったり

 

数字の量的感覚(長さ、広さなど)を図にする行為だったり

 

図形や数量に対する感覚を、なるべく幼いうちに養っていく必要があります。

 

 

そのあたりの取りこぼしが積み重なると

 

割合や速さが捉えられない、という事態になりえます。

割合、速さについてはここでも触れています

 

 

小学部の授業では、このような事態を防ぐため

 

最初の時間に必ずパズル系の問題や、簡単な文章題を行って

 

数や文章に対する感覚を養っていきます。

 

 

最初のうちはみんな苦戦します

 

しかし、だんだんと慣れて、感覚が養われていくものです

小学生の授業にご興味がある方はお問い合わせくださいませ

この記事を書いた人

村上飛鳥ASK

エイメイ学院・Luce個別指導みずほ台にいる数学教師ASKです。
EIMEIグループ全体の数学科の責任者です。
公立私立問わず毎日、数学の入試問題を解いています。
定期テスト対策・公立高校入試から、難関私立・国立高校まで幅広くご対応いたします。