ワークを何周してもテストで点が取れない理由|富士見羽沢

こんにちは、エイメイ学院/明成個別 富士見羽沢校の石橋です!

昨日の授業で、生徒たちにこんな問いかけをしました。

「めちゃくちゃ理科ができる先生の話を、ずっと聞いてたらさ。君も同じように理科ができるようになると思う?」

みんな、首を横に振ります。

そうですよね。ならないんです。

サッカーも、バイオリンも同じです。

上手な人のプレーをいくら見ても、自分ができるようにはならない。

勉強は、3つに分けられます

勉強って、ひとことで言えばできないものをできるようにすることです。

そのためにやることは、大きく3つに分かれます。

  • インプット 授業を聞く、覚え方を知る
  • アウトプット 実際に問題を解く
  • 理解 解いたあとに、なぜ間違えたかを理解する、解き直す

最初のインプットは、もちろん絶対に必要です。

でも、うちの生徒たちは夏休みを通して、もう十分にやってきています。

問題はその先なんですよね。

100時間あったら、どう使いますか

授業では、具体的な数字で話しました。

100時間あるんだったら30時間授業を聞きましょう。もう君たちはこれ十分やってます。あとは問題を30時間解きましょう。横に40時間はしっかりと理解をするという時間に使いましょう。これが重要なんだよね。

インプット3、アウトプット3、そして理解や暗記に4。

いちばん時間をかけるのは、解いたあとです。

でも実際は、多くの人がここをやらずに解きっぱなしで終わってしまう。

丸つけをして、点数を見て、はい終わり。

これだと、次も同じところで間違えます。

「ワーク終わったのでプリントください」

これ、うちでもよく言われる言葉なんですが。

実はこう思っています。

だからワーク終わりました、やることないです、プリントくださいっていうのは成績上がらない人。結局だってワークでできないところはプリントでもできないから

厳しい言い方かもしれません。でも本当にそうなんです。

大事なのはワークを終わらせることではなく、ワークの問題ができるようになること。

理科や社会なら右側を隠す。数学なら赤シートで答えを隠す。

そうやって、同じ問題がもう一度できるかを確認する。

2周目、3周目で同じ問題ができるようにする。これがいちばん成績が伸びます。

そこまでやって、はじめて数字や聞かれ方が変わった類題に進む。

順番が逆になっている人が、本当に多いです。

じゃあ、2周やれば大丈夫か

ここからが、昨日いちばん伝えたかったところです。

ワークを2周、3周やった。完璧な気がする。

その状態でテスト本番に入ると、思ったより点が取れないことがあります。

なぜか。

これはスポーツで語るならシュート練習だけとかパス練習だけってしてればそれはできるよね。その想定の中でやってるから。でも実際の試合はそんな思い通りにはいかないわけ

シュート練習は上手にできる。パス練習も完璧。

でも試合になると、相手が邪魔してくるし、思った場所にボールは来ない。

ワークは、練習です。

テストは、練習試合です。

練習だけして試合をしないまま本番に行くから、「できるつもり」と「できる」のズレに気づけないんですよね。

だから、テストをやってください

テストをやると、何がいいか。

実際にどの解き方を使うのかを選ぶ練習ができます。

ワークは「この単元の問題ですよ」と分かった状態で解いています。

でもテストは、何の問題かを自分で見抜くところから始まる。ここが全然違う。

そして、テストで100点なんて滅多に取れません。

取れなくていいんです。

できていないところを見つけて埋めることが勉強であり、成長ですから。

テスト形式の問題がないときは

理科や社会でテスト形式のものが手元になければ、教科書のまとめのページでも構いません。

それも難しければ、先生にもらいに来てください。すぐ渡します。

「ワーク終わりました」ではなく「テストください」と言いに来てくれたら、めちゃくちゃ嬉しいです。笑

強い学校は、必ず振り返っている

もうひとつ、スポーツの話をしました。

強豪の野球部やサッカー部って、サッカーノートや野球ノートを書かせているところが多いんです。

今日は何ができて、何ができなかったか。
明日は何を意識するか。

それを毎日書いて、振り返っている。

つまりやっぱり強い学校ってそういうことをやるのね。これは学校としてやってるだけじゃなくて、上手な人ってそういうことやってるのよ。スポーツでも上手になるよ。勉強も一緒です。

学校の決まりだから書いている、という話ではありません。

上手な人は、ノートがなくても頭の中で同じことをやっているんです。

伸びる仕組みは、スポーツも勉強もまったく同じだと思っています。

まとめると

  • インプットだけでは伸びない。聞いているだけの状態から抜ける
  • ワークは「終わらせる」ではなく「できるようにする」
  • 2周してできるようになったら、テストで試す
  • テストで見つかった穴を埋める。ここに一番時間をかける

この順番を守るだけで、同じ勉強時間でも結果が変わってきます。

おうちの方へ

お子さんが「ワーク終わったよ」と言ったとき、それはスタート地点に立ったという意味です。

そこから、隠して確認する、テストで試す、間違えたところを埋める。ここからが本番になります。

「終わった?」ではなく「解けるようになった?」と聞いていただけると、本人も意識が変わってきます。

テスト1週間前に入る生徒も増えてきました。

残りの時間の使い方で、結果は変わります。

富士見羽沢校では、こうした勉強のやり方そのものも一緒に作っていきます。

気になることがあればお気軽にご相談ください!

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