【みずほ台】三者面談でのできごと②

こちらも、数年前に実際にあったやり取りになります。

 

子どものやる気を下げてしまう言い方になっている方がいらっしゃいました。

 

 

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先生:「この面談で細かいアドバイスをしてきたけど、○○さんはできそうですか?」

 

生徒:「できます!頑張ります!」

 

保護者様:「また、今回も口だけじゃないの?いつもやる!やる!言ってできたためしないじゃない!」

 

生徒:「いや、今回は細かく教えてもらったから絶対にやります!」

 

保護者様:「先生の前だから、そんなこと言って、この前も学校で同じことあったじゃない!」

 

生徒:「…。」

 

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残念ながら、アドバイスをしたとおりに子どもたちができることはそう多くはありません。

 

できなかったときに、「ほら!言ったじゃない!」と言うのではなく、

 

「次にうまくいくためにはどうすればいいと思う?」

 

と声をかけるのがいいと思います。

 

皆様も、自分の親に「ちゃんと子育てできているの?」

 

「ちゃんと仕事できているの?」

 

「ほら!やっぱり出来てないじゃない!」と言われたらどうでしょうか?

 

我々エイメイは、この30年間で3000人近くの中学生を指導してきました。

 

思うことは、いつの時代も中学生は、中学生なんだなぁ!という事です。

 

おしゃれになって、言葉もたくさん知っていて、行動範囲も広がり、

 

見た目では本当に中学生かどうかもわからないような生徒もおります。

 

ですが、中身は13歳~15歳の中学生です。

 

強がったり、反抗したりしますが、今も昔も変わらずに素直で、優しい中学生です。

 

大人が明るい未来を見せ、正しく照らしてあげることができれば、

 

これからの子どもたちは、自分で考え行動できる明るい未来が待っているはずです。

この記事を書いた人

宮永 裕介