
こんにちは、エイメイ学院 富士見羽沢校の石橋です!
いきなりですが、聞いてもいいですか?
テスト、好きですか?
……うん、わかってます(笑)
「また確認テスト?」「北辰の答案、出さなきゃダメ?」
そう思っている人、たくさんいると思います。
正直に言うと、自分も中学生のころはテストが好きじゃなかった。
やるのも、まちがいを見せるのもイヤだし。
でもね、今日はどうしても伝えたいことがあるんです。
成績が上がる生徒は、テストを「点数をつけられる場」じゃなくて「自分の弱点を見つけてもらう場」にしている。
今日は、エイメイがテストの答案をどう使っているのか、
実際に今週やったことをそのままお話しします。
テストの答案は、1問ずつ「カルテ」に残しています
エイメイ学院では、生徒一人ひとりに「カルテ」があります。
病院のカルテと同じです。
どこが元気で、どこが弱っているのか。
それを記録しておくものです。
毎週の確認テスト、定期テスト前の予想問題、北辰テストの答案。
これを1問ずつ採点して、点数だけじゃなく「なぜまちがえたのか」まで書き残しています。
たとえば、こんな感じです。
カルテに残している「まちがいの理由」の例
- 比の式を作れているのに、最後に比を簡単にしていない
- 円錐の体積で、答えに π をつけ忘れた
- 移項したときに符号を変え忘れた
- 証明で、等しい角は書けているのに「理由」が書いていない
- 作図の問題を、4回の北辰のうち3回落としている
同じ「×」でも、理由はみんなちがうんです。
計算の手順がわかっていない×と、
わかっているのに最後で符号をまちがえた×。
これ、やるべき練習がまったくちがいますよね?
だから、×の中身まで残しておくことが大事なんです。
みんなに全員に「自分専用」の弱点補強プリントを作ってます
作り方はこうです。
- 一人ひとりのカルテを読み返す
- 今までのテストから「まだできていない」になっている単元を拾い出す
- その中から、次のテストの範囲に入っているものだけを5つ選ぶ
- 1時間で終わる量にして、その生徒の名前のプリントにする
だから、同じ範囲でも、プリントの中身は全員ちがいます。
ある生徒は「二次方程式の解き方」と「平方根の計算」。
別の生徒は「作図」と「合同の証明」と「方程式の文章題」。
また別の生徒は、基本はもうバッチリなので「二次方程式の利用」や「一次関数の応用」といった、差がつく問題。
各単元の最初には、その生徒のカルテに書いてある「前回のまちがい」を1行入れています。
「あ、これ自分がまちがえたやつだ」と思ってから解くと、集中力がまったくちがうんです。
ちなみに、今回は北辰テストの出題範囲もちゃんと確認しました。
次の北辰では「相似」は範囲外なので、カルテで×が多くても今回のプリントからは外しています。
今やるべきことに、時間を全部使ってほしいからです。
テストがなかったら、このプリントは作れない
ここが一番伝えたいところです。
もし、テストがなかったら?
先生たちは、君たちがどこでつまずいているのかを
「たぶんこのへんかな」と、想像で決めるしかありません。
そして君自身も、
「わかったつもり」のまま、次の単元に進んでしまう。
だって、人間は忘れる生き物だから。
授業で「わかった!」と思った解き方も、
2週間たつと「あれ、どうやるんだっけ?」になる。
これ、誰でもそうなんです。君だけじゃない。
でも、テストをすれば、それがはっきり見えます。
テストは、君の「わかったつもり」を見つけてくれる、いちばん正直な道具なんです。
そしてエイメイでは、見つかった×をそのままにしません。
エイメイ学院の「テスト → 弱点補強」のサイクル
- テストの答案を1問ずつ採点して、まちがいの理由をカルテに残す
- カルテの×だけを集めた、その生徒専用のプリントを作る
- 次の確認テストに、前回の×を少しまぜて出す(できるようになったかを確かめる)
- まだ×なら、もう一度。できるようになるまで、しつこくやります
このサイクルを何回も回すと、
「前は×だったのに、今は○」が、どんどん増えていきます。
これが、成績が上がるいちばん確実な道です。
テストがしんどい君へ
テストで×がつくのは、悔しいし、ちょっと恥ずかしい。
その気持ち、すごくよくわかります。
でもね、テストで見つかった×は、
本番のテストで出る前に見つかった、ラッキーな×なんです。
入試で初めて「あ、これできない」と気づいても、もう直せません。
でも今なら、まだ何回でも直せる。
だから、テストを怖がらなくて大丈夫。
×をいっぱい出してください。
その×を、が一つずつ、君専用の練習に変えていきます。
保護者の皆さまへ
テストの結果が返ってくると、どうしても点数に目がいきますよね。
もちろん点数も大事です。
でも、ぜひ一度、「何をまちがえたのか」「次は何をやるのか」にも目を向けてみてください。
エイメイでは、テストのたびに、まちがいの中身と次にやること、その弱点補強プリントをお渡ししています。
「今回はここがまだだったけど、次はこの練習をします」
その流れが見えると、点数の見え方も変わってくると思います。
テストは、子どもたちを評価するためだけのものではありません。
子どもたちを伸ばすための、いちばん大事な材料です。
これからも、一人ひとりの答案と本気で向き合っていきます!
